〒770-8570
徳島県徳島市万代町1丁目1番地
- 電話番号:
- 088-621-2500(代表)
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大雨による農作物等の管理については、次の対策を参考にしてください。
※大雨で増水した水路は、非常に危険なので、絶対に近づかないでください。
〈共通事項〉
1)事故防止の観点から、ほ場の見回り等については、気象情報を十分に確認し、十分注意して行ってください。
2)大雨後に薬剤を使用する際には、農薬の使用基準を遵守し、周辺への飛散低減対策を講ずるとともに、適時適切な散布を行ってください。
1水稲
〈事前対策〉
ほ場内にある稲わらが流出しないよう、すき込みましょう。
〈事後対策〉
水田に流れ込んだゴミや木片など、作業に支障のないように除去しておきましょう。
2野菜
〈事前対策〉
1)施設野菜は、ハウス周辺に排水溝を設けておきましょう。
2)アブラナ科野菜の黒すす病や黒腐病などの病害発生を抑えるため、予防散布を行いましょう。
3)ほ場内の排水溝を排水路まで確実につなぎ、雨水がほ場外へ排水されるようにするとともに、降雨前には排水路の清掃をしておきましょう。
〈事後対策〉
1)冠水、浸水したほ場は、早急に排水に努めましょう。
2)風雨による土の跳ね上げや冠水による汚れが見られる場合は、薬剤散布を兼ねて水洗し、病害の発生を防ぎましょう。
3)株元が露出したり、降雨により土壌が締まっている場合は、天候の回復を待って、株元へ土寄せするとともに、畦全体を軽く中耕して通気性を良くしましょう。
4)樹勢の回復を図る場合は、葉面散布を行いましょう。
5)大雨により肥料の流亡が考えられる場合は、樹勢回復後、速効性の肥料を追肥しましょう。
3果樹
〈事前対策〉
1)幼木等の倒伏しやすい樹は、支柱を立てて固定し、倒伏を防止しましょう。
2)排水溝の設置と清掃を行いましょう。
3)ハウス栽培では、ハウス周辺に排水溝を設けましょう。
〈事後対策〉
1)園地の溝切りや排水溝の清掃を行い、速やかな排水に努めましょう。
特に、みかん等果実が結実している場合は、早期排水と土壌乾燥に努め、湿害の発生を回避しましょう。
2)カンキツ類の黒点病、かいよう病、温州みかん、不知火(デコポン)等の褐色腐敗は、風雨によって感染するので防除基準に基づいて適宜防除しましょう。
4花き
〈事前対策〉
1)ほ場の排水対策を行い、冠水、湿害の発生を回避しましょう。
2)露地花きはネット等の支柱を増強し、倒伏を防ぎましょう。
3)鉢育苗中の苗等は、可能な場合は室内に取り入れましょう。
〈事後対策〉
1)冠水したほ場は速やかに排水し、中耕を行って湿害による根の傷みを抑えましょう。
2)キク等で倒伏したものは、茎曲がりを防ぐために速やかに株元から起こしましょう。また、折れ枝等を整理しましょう。
3)生育中の花き類で、風雨による土の跳ね上げや冠水による汚れがみられる場合は、薬剤散布を行い、病害の発生を防ぎましょう。
4)湿害等の影響で根が弱っている兆候が見られる場合は、適期に液肥の葉面散布を行いましょう。
5畜産
〈事前対策〉
1)飼料庫置き場、堆肥舎などを点検し、濡れたり流出しないようシートで覆いましょう。
2)浸水の恐れのあるほ場内のラップサイレージは早めに移動しておきましょう。
〈事後対策〉
1)畜舎内への浸水が発生し、病気の発症等が疑われる時は直ちに診療を受けましょう。
2)畜舎や堆肥舎、糞乾燥ビニルハウス等が破損した場合、早急に補修を行いましょう。
所属 | 管轄区域 | 住所 | 電話 |
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高度技術支援課 | 県域全てを担当します | 名西郡石井町石井字石井1660 | 088-674-1922 |
徳島農業支援センター | 徳島市、小松島市、勝浦郡、名西郡、名東郡 | 徳島市新蔵町1丁目67 | 088-626-8771 |
鳴門藍住農業支援センター | 鳴門市、板野郡 | 板野郡藍住町東中富字朏傍示29 | 088-692-2515 |
阿南農業支援センター | 阿南市、那賀郡 | 阿南市富岡町あ王谷46 | 0884-24-4182 |
美波農業支援センター | 海部郡 | 海部郡美波町奥河内字弁財天17-1 | 0884-74-7491 |
吉野川農業支援センター | 吉野川市、阿波市 | 吉野川市川島町宮島字南中須736-1 | 0883-26-3971 |
美馬農業支援センター | 美馬市、美馬郡 | 美馬市脇町猪尻字建神社下南73 | 0883-53-2309 |
三好農業支援センター | 三好市、三好郡 | 三好市池田町字マチ2415 | 0883-76-0691 |