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吉野川水系及び那賀川水系のダム貯水率低下に対する水稲の節水対策

徳島県立農林水産総合技術支援センター

 冬春の少雨により,吉野川水系及び那賀川水系のダム貯水率が低下しています。
今後,農業用水の需要が高くなることを踏まえて,水量の抑制,制限等により,節水対策を心がけましょう。

◆水稲の節水対策について(準備編)
~今から田作り(荒代かき)までの間にできる節水対策の準備~

(畦の確認)
○畦が崩れたり変形していないか確認しましょう。
・崩れた所から水が漏れたり,そこをきっかけに畦が壊れだします。
・畦が変形すると低いところから水が漏れ出します。
○畦に穴が空いていないか確認しましょう。
・畦の周辺も含めて,モグラの穴がないか確認しましょう。
・ザリガニの穴がないか確認しましょう。
・畦が崩れて水の漏れる亀裂がないか確認しましょう。
○壁面のコンクリートの損傷を確認しましょう。
・コンクリートにひびや穴がないか確認しましょう。

(ほ場の確認)
○ほ場を均平にしておきましょう。
・均平にすることにより,必要以上の入水を避けることができます。
少ない水で代かきができるようになります。
・ほ場は周辺に土壌が溜まりやすく,すり鉢状になりやすいものです。
高い場所の土壌を低い場所に移動し平らにしましょう。
○用排水路への穴や堰が壊れてないか確認しましょう。
・用水路への配管やパイプが壊れたり折れたりしていないか確認しましょう。
・用排水路への堰枠や堰板が壊れたり割れたりしていないか確認しましょう。
○大型苗育苗の準備をしておきましょう。
・渇水が続くと,田植え時期を遅らせる必要があります。
大型苗の育苗ができるように,薄まき等の準備をしておきましょう。

◆水稲の節水対策について
~効率的な水管理にかかる対策の提案~

(本田準備)
○丁寧なあぜ塗りや代かきにより,漏水を防止しましょう。
○栽培期間を通じて節水に取り組み,品質向上を目指しましょう。
・活着後は,浅水間断かん水を徹底しましょう。
・有効分げつ確認後の中干しを徹底しましょう。
・代かき期の節水により,出穂期以降の水を確保しましょう。

(提案1)期間の短縮
○田作り(荒代かき)から田植えまでの期間を短縮して節水に努めましょう。
・代かきから田植えまでの期間をできるだけ短縮し,不要な落水をしない。

(提案2)水量の抑制,制限
○「小型苗」(育苗15~20日)と「浅水管理」により,節水しましょう。
・小型苗の利用と浅水の管理による生育や品質の問題はありません。
※「小型苗」は,1.少ない水での管理,2.高い水温や低い気温,に強い特長があります。

(提案3)田植えの遅延
○「大型苗」(育苗20~30日)の田植えにより,降雨を待ちましょう。
・田植え時期に水不足となりやすい地域では,薄播き苗とし,育苗日数の延長に耐えうる育苗とします。苗が肥切れした場合は追肥を行い苗の老化を抑えます。
・大型苗は育苗中の老化を防ぐため,節水管理等により徒長を防ぐとともに,肥切れした場合は追肥を行い,寿命を延ばすように努めます。
・田植え予定日を25日以上過ぎて苗質の劣化が著しい場合は播き直しましょう。

お問い合わせ

受付時間 9:00~17:00(土曜日,日曜日,祝日を除く)

水稲の節水対策相談連絡先(管轄区域)

1.農林水産総合技術支援センター高度技術支援課(県域全てを担当します)
所在地:名西郡石井町石井字石井1660
電話:088-674-1922

2.徳島農業支援センター(徳島市,小松島市,勝浦郡,名東郡,名西郡を管轄)
所在地:徳島市新蔵町1丁目67(徳島合同庁舎内)
電話:088-626-8771

3・鳴門藍住農業支援センター(鳴門市,板野郡を管轄)
所在地:板野郡藍住町東中富字朏傍示29
電話:088-692-2515

4.阿南農業支援センター(阿南市,那賀郡を管轄)
所在地:阿南市富岡町あ王谷46(南部総合県民局阿南庁舎内)
電話:0884-24-4182

5.美波農業支援センター(海部郡を管轄)
所在地:海部郡美波町奥河内字弁才天17-1(南部総合県民局美波庁舎内)
電話:0884-74-7491

6.吉野川農業支援センター(吉野川市,阿波市を管轄)
所在地:吉野川市川島町宮島736-1(吉野川合同庁舎内)
電話:0883-26-3971

7.美馬農業支援センター(美馬市,美馬郡を管轄)
所在地:美馬市脇町猪尻字建神社下南73(西部総合県民局美馬庁舎内)
電話:0883-53-2309

8.三好農業支援センター(三好市,三好郡を管轄) 
所在地:三好市池田町字マチ2415(西部総合県民局三好庁舎内)
電話:0883-76-0691