〒770-8570
徳島県徳島市万代町1丁目1番地
- 電話番号:
- 088-621-2500(代表)
- 法人番号:
- 4000020360007
流れのない直線コースを複数のカヌーが一斉にスタートし、一定の距離(200m、500m、1000m)を最短時間で漕いで着順を競います。艇は1人乗りから4人乗りまで。片膝を立てて漕ぐ「カナディアン」と、座って漕ぐ「カヤック」があり、前者は片側、後者は両側にブレード(水かき)が付いたパドルを使います。静止状態からトップスピードまで一気に加速するスタートダッシュは迫力満点です。
また、オリンピックの「カヌー」では、「スプリント」のほかに、激流を下りながら吊されたゲートを順に通過してタイムと技術を競う「スラローム」もあります。
★東京オリンピック競技紹介アニメーション「One minute, One sport」(カヌー)をご覧になれます。
スプリント艇の長さは、シングル(1人乗り)で最大5m20cm、ペア(1人乗り)で6m50cm。フォア(4人乗り)では最大11mにもなり、大型バスとほぼ同じ長さです。これで横幅は50cm程度しかないというのだから、そのバランス感覚は驚きです!
事前キャンプを受け入れる相手国であるドイツは、世界ナンバーワンのカヌー強豪国です。リオデジャネイロ2016大会では、金メダル4個、銀メダル2個、銅メダル1個と、同大会のカヌー競技において最も多くのメダルを獲得した国となりました。
また、カヌーはドイツの人々に広く親しまれているスポーツでもあります。川や湖の周辺には、地域のカヌークラブの施設やカヌーボートのレンタル施設が併設されていることが多く、幅広い人々が気軽にカヌーを楽しんでいます。競技はもちろん、レジャーとしても、地域の人々の生活や楽しみに根付いているといえます。
「徳島県カヌー協会」事務局
電話番号 0884-62-1106
メールアドレス masahiko-kageyama@naka.i-tokushima.jp
所 在 地 那賀郡那賀町和食郷字南川104-1 那賀町教育委員会内
1チーム7人で構成され、ボールを手で扱って相手ゴールへと投げ入れ、得点を競います。1人はゴールキーパーとして自陣ゴールを守り、6人がドリブルとパスでボールをつないで相手ゴールを攻略。
「走る」、「飛ぶ」、「投げる」というスポーツの3大要素が全て詰まっており、全身のバネを使って放たれるシュートは迫力満点です。
★東京2020オリンピック競技紹介アニメーション「One minute, One sport」(ハンドボール)をご覧になれます。
試合で選手たちがいとも簡単に片手でボールをつかんでいるように見える秘密は「粘着剤(松やに)」。ハンドボール専用の粘着性のある松やにを手につけているため、ボールを片手でつかむことができるのです。
ハンドボールは19〜20世紀初頭のヨーロッパに起源をもち世界へ広がったスポーツですが、ドイツはその中でも歴史ある強豪国です。世界選手権では優勝1回、過去のオリンピックでは銀メダル1個、銅メダル1個と輝かしい成績を持っています(統一後成績)。
また、ドイツのハンドボール人気はヨーロッパでも随一を誇り、国内プロリーグである「ハンドボール・ブンデスリーガ」は、1シーズンで約150万人の観客を動員するほどです(※)。
※男子ハンドボールブンデスリーガ1部リーグ 観客動員数 2018‐2019年 1.469.693人
(出典:LIQUI MOLY HBL 公式ホームページ)
「徳島県ハンドボール協会」のホームページはこちら https://www.tokushima-handball.com/
一定の距離を決められた泳法(自由形、背泳ぎ、平泳ぎ、バラフライ)で泳いでタイムを競います。それぞれの泳法はもちろん、スタートの飛び込みから水中動作、ターンに至る一連の加速、水の抵抗を極力受けないためのテクニックも重要です。
水の抵抗を極限まで減らす技術と加速のパワーや、泳ぎの美しさと迫力が見ものです。
★東京2020オリンピック競技紹介アニメーション「One minute, One sport」(競泳)をご覧になれます。
水泳の種目の1つである「自由形」。クロールで泳ぐのが一般的ですが、名前の通り泳ぎ方は自由です。第1回目のオリンピックから続く伝統ある種目で、クロールがまだ登場していない頃は「平泳ぎ」や「背泳ぎ」での参加が主流だったこともありました。
ネパールでは、学校で習うなど水泳が身近な日本と比べて、競技としての「水泳」はそれほどメジャーではありませんでしたが、近年、その関心が高まっています。
ネパールでは、若きスイマー、シン・ガウリカ選手の活躍により水泳の人気が高まっています。彼女は国内記録を次々と塗り替え、13歳の時には、世界最年少選手として2016年リオ五輪に出場しました。2019年にネパールで開催された南アジア競技大会では4つもの金メダルを獲得する快挙を成し遂げ、17歳でネパールのスターになりました。世界の大舞台で表彰台に上がるネパールの選手を見る未来もそう遠くないかもしれません。
「徳島県水泳連盟」のホームページはこちら http://tokushima.swim.or.jp/
事前キャンプは残念ながら中止となりましたが、東京2020オリンピックに出場する選手たちに向けて、ホストタウン・徳島から、応援しましょう!
日本発祥のスポーツ、柔道。オリンピックでは東京1964大会で初めて正式競技に採用されました。試合では、白か青の柔道衣を着用した選手が10メートル四方の畳の上で戦います。どちらかの選手が「一本」をとれば、その時点で試合は終了し勝敗が決定。みなぎる気迫、一瞬できまる豪快な投げ、そして全ての力を出し尽くす激しい戦いから、目が離せません。
一方で、柔道は、単なる格闘技ではなく「礼に始まり礼に終わる」という精神の鍛錬に重きを置いたもの。技術の習得を通して心身をきたえる武道でもあります。
★東京2020オリンピック競技紹介アニメーション「One minute, One sport」(柔道)をご覧になれます。
伝統的な柔術を再編して柔道を創設し、「柔道の父」として知られる嘉納治五郎。実は、日本人として初めて国際オリンピック委員会(IOC)委員に就任した人物でもあります。オリンピックの理念に共感した嘉納は、後に「幻の東京オリンピック」と呼ばれる1940年の東京オリンピック招致を成功させました。残念ながら開催は実現しませんでしたが、没後、1964年の東京大会でその念願が果たされた形となりました。
日本発祥の柔道は、「JUDO」として世界中に広まっています。ドイツ語では「ユードー」と発音します。
ドイツは、フランスとイギリスに並んで柔道の歴史が長く、ヨーロッパの柔道強豪国の一つです。柔道人口は日本を少しだけ下回るものの、その数なんと約14万4千人。そのうち14歳までの競技者が半数以上を占めており(※)、「競技」以外に「教育的なスポーツ」としても普及しています。
「徳島県柔道連盟」事務局
電話番号/FAX 088-602-1100
所 在 地 徳島市徳島町城内6番101先田ビル3F
カンボジアでは、「水泳」はJICA青年海外協力隊派遣の歴史と深い関係があります。1965年度に派遣された第1陣の1人がカンボジアに派遣された水泳指導者であり、水泳の普及促進に貢献しました。1970年代の内戦により派遣は中断しましたが、日本人の指導に感銘を受けたヘム・トンさん(当時選手)がカンボジア水泳連盟事務局長として水泳界の再興に奔走。2015年に亡くなるも「日本人コーチの厳しさこそが自分の財産」という彼の願いを受けて、派遣が再開しました。現在も派遣は続いており、国際大会でのメダル獲得に向け着実に実力を伸ばしています。