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米・スミソニアン博物館での「阿波藍アート・藍のけしき」の一時公開中止について

「阿波藍アート・藍のけしき」の展示

 米・スミソニアン博物館の中核施設「スミソニアン・アメリカ美術館レンウィックギャラリー」における、本県制作「阿波藍アート・藍のけしき」(ローランド・リケッツ氏監修)の展示が、新型コロナウイルス感染症の影響により延期されておりましたが、次のとおり展示されることとなりました。

1)日時
2020年10月16日(金)から2021年6月27日(日)まで(現地時間)
(日本時間:2020年10月17日(土)から2021年6月28日(月)まで)

注)現地での新型コロナウイルスの感染拡大を受け、スミソニアン博物館が11月23日(現地時間)から一時閉館となるため、展示の一般公開も一時中止となります。

2)場所
スミソニアン・アメリカ美術館レンウィックギャラリー(米・ワシントンD.C.)
Smithsonian American Art Museum Renwick Gallery
(Pennsylvania Avenue at 17th Street NW Washington,DC)
3)企画展概要
この度の「藍のけしき」が展示される企画展は、「FORCES OF NATURE」(和訳:自然の力)と題し、「自然と芸術との関わり」をテーマに、全米から選出された4名の招待作家が、それぞれの視点から世界観を展開します。
招待作家の一人、ローランド・リケッツ氏が監修した「藍のけしき」は、徳島の豊かな自然が育んだ「阿波藍」、「ジャパンブルー・藍色」による大型空間芸術であり、この企画展に相応しい展示となっています。
4)備考
美術館は入館無料ですが、新型コロナウイルス感染症対策として、入館者数を制限しております。入館時には、時間指定の入場チケット(無料)が必要ですので、詳細は、美術館のホームページを御確認ください。
(https://americanart.si.edu/visit/renwick)

参考

「スミソニアン・アメリカ美術館レンウィックギャラリー」について

 スミソニアン博物館は、アメリカ合衆国を代表する博物館や研究施設の複合体であり、「スミソニアン・アメリカ美術館レンリックギャラリー」は首都ワシントンに置かれた中核施設の一つとなっています。1800年代の歴史ある建物で、ホワイトハウスに隣接しており、現代美術・現代工芸における全米屈指の美術館として、その展示内容が高い評価を受けています。

「阿波藍アート・藍のけしき」について

 2017年度に徳島県主催で実施した参加型アート事業です。藍染の色が時間と環境で変化する点に着目することで、単なる鮮やかさだけではない「ジャパンブルー・藍色」の新たな価値を創造し、その魅力を国内外に発信することを目的とします。制作に当たり、ローランド・リケッツ氏が監修を務め、一般公募で集まった10カ国、約450名が関わりました。各参加者は、専用の箱に入れた藍染の布と世界各地で5ヶ月間暮らし、光と空気に触れて色合いが変化した布を再び徳島に集め、直径約8メートル、高さ約4メートルのドーム型の大型空間芸術に構成しました。
(参加国:日本、アメリカ、イギリス、イタリア、オーストラリア、カナダ、チリ、ドイツ、フランス、ベトナム)

ローランド・リケッツ氏について

 徳島で阿波藍製造と藍染を学び、現在、米・インディアナ大学で美術の副学部長を務めながら、藍をテーマにしたアーティストとして全米で活動されています。2012年、本県2度目の国民文化祭においては、万代中央埠頭倉庫での阿波藍アート展を監修し、同年、全米を代表する50人のアーティストとして、「USA fellow」を受賞されました。1971年生まれ。

スミソニアン博物館での展示に至る経緯について

 「スミソニアン・アメリカ美術館レンリックギャラリー」では、2年ごとに数名の招待作家による展覧会を実施しているところ、2020年の招待作家として、本県と関わりの深いローランド・リケッツ氏が選ばれました。リケッツ氏が、展示作品として「阿波藍アート・藍のけしき」を希望し、スミソニアン側が本県制作の記録ムービーを確認したことで展示決定となりました。

「藍のけしき」4K動画
「藍のけしき」4K動画(2017年度制作)(画像をクリックすると、YouTubeにつながります)