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令和元年度第1回試験研究評価委員会評価結果(事前評価2)

令和元年度第1回徳島県立保健製薬環境センター試験研究評価委員会

事前評価結果

〈課題名〉徳島県沿岸における有機物及び窒素化合物の生分解性調査

評価結果1
総合評価
採点結果(出席全委員の総合評価点の平均点)
4.4点(5点満点)
評価結果2
評価項目ごとの採点結果。点数は、出席全委員の平均点。
評価項目 必要性 目標 研究内容 手法
採点結果(5点満点) 5.0点 4.3点 4.3点 4.0点
試験研究評価シート
主なコメント

○「瀬戸内海の水環境保全における質的管理」の観点からニーズを踏まえた研究内容である。より具体的な目標設定が望まれる。

○水質の管理において、基礎的資料を得るための必要な調査と考えられる。収集する海水等について、よく検討していただき、成果を上げていただきたい。

○他県の調査結果や手法についての情報も取り入れられ、今後の環境行政に活かす為の基礎データを取っていただき、豊かな海作りに活かしてほしい。

○評価すべき項目ごとに言うと、「必要性」については、栄養塩の内訳は濃度管理上、不可欠と考えるので、必ず社会実装までやり遂げて欲しい。この研究が定期調査となるよう期待している。「目標」については、法に基づくニーズ及び貧栄養対策のニーズに基づいたものになっている。「研究内容」については、水質管理に必要な調査となるよう、サンプリング方法は表層のみでよいのか、調査地点はノリなどの栽培漁業をしている海域かどうかを考慮することなども検討してほしい。最後に「手法」については、難分解性物質に着目した理由を水質管理上の視点で整理しておくと良いと思う。わたしの印象では、予算不足に思えるので、その点も十分に検討して欲しい。