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徳島県感染症発生動向調査による定点医療機関当たりのインフルエンザ患者報告数が、平成30年第3週(1/15~1/21)で41.19人と、県全体で、国の定める警報レベルの基準値(30.00人)を超えました。
県内で警報基準値を超えるのは、昨年度は同じ(平成29年第3週)でしたが、平成27年度(平成28年第8週)より5週間早く、平成26年度(平成27年第2週)よりも1週間遅い警報発令です。
なお、A型(794人)、B型(719人)と異なる型が同時に報告されていることから、一度罹患した後、再度感染する可能性がありますので、ご注意ください。
今後、流行の拡大が懸念されますので、なお一層の手洗い・せきエチケットなど感染予防の徹底をお願いします。
※全国:平成30年第3週(1/15~1/21)51.93人
インフルエンザは普通のかぜとは違い、小児や高齢者、免疫力の低下している人がかかると重症化する恐れがあります。
日頃より、手洗いや十分な休養、バランスのとれた栄養摂取を心がけましょう。
インフルエンザは、日本では例年12月から3月頃に流行する感染症で、インフルエンザウイルスを病原とする呼吸器感染症です。
インフルエンザの原因となるインフルエンザウイルスは、A型、B型、C型に大きく分類されます。このうち大きな流行の原因となるのはA型とB型です。
季節性インフルエンザのウイルスには、A(H1N1)亜型、A(H3N2)亜型(いわゆる香港型)、2系統のB型の4つの種類があり、いずれも流行の可能性が゙あります。
※県内の流行状況については、次のホームページをご覧ください。
以下を参考に、症状がある場合は医療機関を受診するなど、早めの対策を心がけてください。
インフルエンザウイルスの感染を受けてから、1日から3日ほどの潜伏期間の後、発熱(通常38度以上の高熱)・頭痛・全身の倦怠感・関節痛などが突然現れ、咳・鼻汁などの症状がこれに続きます。
高齢者や、呼吸器・循環器・腎臓に慢性疾患をもつ方、糖尿病などの代謝異常・免疫機能が低下している方などがインフルエンザにかかると、肺炎、気管支炎などの合併症を起こし、入院や死亡の危険が増加します。
小児では、これらの合併症に加えて中耳炎を起こしやすくなり、気管支喘息を誘発することもあります。また、近年インフルエンザの流行期に幼児を中心とした小児に、急激に悪化する脳炎・脳症などの合併症例が増加することが明らかになり問題となっています。
インフルエンザの主な感染経路は咳やくしゃみの際に口から発生される小さな水滴(飛沫)による飛沫感染です。
また、空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下して、インフルエンザにかかりやすくなります。
このことから、次のことにより予防することができます。
「感染症・予防接種相談窓口」
電話番号:03-5276-9337
受付時間:月曜日~金曜日(土日祝祭日、年末年始を除く)午前9時~午後5時
※インフルエンザに関するより詳しい情報は、次のホームページをご覧ください。