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輝け!徳島 わくわくトーク 第4回 意見交換の様子 フルテキスト版

1 はじめに

◆司会 ただ今から「輝け!徳島『わくわくトーク』」を開催させていただきます。私は本日の司会を務めさせていただきます、南部総合県民局経営企画部次長の飯田でございます、どうぞよろしくお願いいたします。
 このわくわくトークは、各地域で先進的な取組みや活動をされているところに飯泉知事が出向き、地域の課題や今後の夢、希望などについて県民の皆さまと自由に意見交換をさせていただきながら、今後の県の施策に活かさせていただくために開催いたしております。本日は南部圏域にサテライトオフィスを開設された経営者の方、またサテライトオフィスで働く社員の方にご参加いただきまして、「サテライトオフィスの今後の展望」というテーマでご意見を賜りたいと思います。何とぞよろしくお願いをいたします。なおこの場で行われた意見交換につきましては、後日県内のケーブルテレビで放送するとともに、県のホームページでも議事録や動画を公開することとしておりますのでご了承いただきますようお願いいたします。
 それでは意見交換に先立ちまして、まず飯泉知事からご挨拶を申し上げます。

◆飯泉知事 本日は「輝け!徳島『わくわくトーク』」開催をいたしましたところ、皆さま方には、大変お忙しい時間帯こうしてご参加をいただきまして誠にありがとうございます。
 ここのまず場所の説明からでありますが、今年の3月、実は落成をいたしました、徳島県立の農林水産総合技術支援センター、こちらの水産研究課美波庁舎であります。そしてもともとはお隣が本館といいますか、そこだけだったんですけどね。ここにやはり美波町といえば、ということで日本でも、もう知らない人のいない、いわゆるサテライトオフィスの拠点ということで、コワーキングスペース、これを作ろうということで今、改修を本館の一部しているところであります。こうした形でまさにサテライトオフィスのメッカ美波町ということで、今日はそこに進出をいただいた皆さま方に様々な点でご提言、ご提案をいただければとこのように考えています。
 今、地方創生という中で東京の一極集中がなかなか、これが止まらない。あの大阪府でさえ、とうとう人口減少になるという時代となりました。そうした中、地方創生の目指すところは、地方の魅力を高め、そして人の流れを東京から地方へということとなります。もう一つ大きな流れというのは、「働き方改革」。そしてキーワードが「テレワーク」っていうことで在宅勤務、モバイルワーク、そして皆さま方のサテライトオフィスと。この三つ、全て徳島にはあるわけでありまして、こうした形が一つ、明治開闢以来この国の統治機構、何々省、何々庁のいわゆるヘッドクオーター部門っていうのは全て霞ヶ関、東京にあったわけでありますが、今回7月の24日いよいよ日本の歴史が変わろうとしました。つまり消費者庁、国民生活センターの政策創造の拠点。消費者行政新未来創造オフィス。こちらが徳島県庁の10階に54名規模で進出をする。これもテレワーク、この実証実験がなせる技であるわけでありまして。しかもこの県庁の10階は思い切って、新たな働き方。また消費者庁が来るということは、当然エシカル消費、エコ。究極のエコオフィスを作ろうということで、フリーアドレス、フリーWi-Fi制をとりまして、そして机を固定をしない、マイ机じゃありませんから、当然のことながら書類を置けないんですね。ということでペーパーレス化、究極のエコオフィスが既に県庁の10階。霞ヶ関のヘッドクオーターとしては、初めて消費者庁が行うこととなりました。担当の江崎大臣もちょうど開設をして1カ月後、8月の24日、県庁の10階の方に視察に訪れたところであります。ということでその先駆け、またそれをお支えをいただいている今日は皆さま方から、今の現状、あるいはこれから、もっとこうあったほうがいいんじゃないか。これはお仕事はもとよりのことでありますが、ご家族の点でこうした点についてもご提案をいただければと思います。
 それではどうぞよろしくお願いをいたします。

◆司会 ありがとうございました。それでは意見交換に入りますが、ここからの進行はサイファー・テック株式会社、代表取締役、株式会社あわえ、代表取締役の吉田基晴様にお願いしたいと存じます。吉田様よろしくお願いをいたします。

◆吉田基晴 はい、そうしましたら私サイファー・テック株式会社、株式会社あわえの吉田でございますが、この意見交換の場の進行役を務めさせていただきます。
 本日は「サテライトオフィスの今後の展望」というテーマをいただいております。もうこのメンバー本当によく知った仲ではあるんですが、簡単に自己紹介とサテライトオフィス開設した理由。それから、きっかけのようなところをお話をいただきまして、当初考えてたこと、進出前に考えていたことが今出来ているかどうか。それからさらに、これからサテライトオフィスを通じてですね、この徳島県や県南地域でやっていきたいこと。この水研に新たにコワーキングスペースができるということでですね、その建物との関わりあい。それからそれを通じて何をしていきたいか、というようなところをテーマに分けてですね、ご意見をいただいていきたいなというふうに考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、まず私の方から簡単に自己紹介させていただきます。私、2012年にこの美波町に、美波町初となるサテライトオフィスを設立させていただきました。今知事からもお話があったとおりですが、東京にはたくさん人集まっているんですが、一方で小さな会社にとっては埋没してしまって優秀な社員の採用に非常に苦戦したと。その中で数は少ないかもしれないですが、地方で働きたい、というような若者の雇用の受け皿になることで、会社の人材強化、採用力の強化ができないかというような観点から、この美波町にサテライトオフィスを設立したというのが経緯でございます。おかげさまでこの県南のアウトドアのアクティビティフィールドがたくさんある県南にオフィスを持ったことで、サーフィンをやりたいとか、釣りが好きだとか、中にはハンティングが趣味だというような方まで集まっていただきまして。おかげさまで社員も本当に3倍、4倍になるというような経験をすることができました。その結果この地方で働くとか、自然豊かな場所で働くっていうのは、経営者にとって、経営課題の一つの解決策になるんじゃないかというところと。あと地方の方、美波町の方も本当に喜んでいただきましたので、企業にとっても、地方にとってもハッピーなことであれば、もっともっとこの取組み広げていきたいなということで、新たに株式会社あわえというものをつくりまして、本当に地方で働く、その結果地方がもう一度さらに元気を取り戻して、この国が元気になるみたいなところをビジネスで関わりたいなということで会社を設立しまして今日に至るというところでございます。
 では、私のご挨拶させていただきましたが、次にじゃあ吉田さんよろしくお願いします。

◆吉田和史 株式会社あわえの吉田和史と申します、本日はよろしくお願いいたします。私は徳島県徳島市出身で高校卒業後に大学から徳島県を出たという形です。私がこのサテライト、美波町に来てあわえで働いているきっかけなんですけど、先ほど知事もお話されたように情報発信という一環でですね。株式会社あわえが出てるテレビがありまして、テレビでちょうどodoriのレストランをプロデュースしているのを私が見て、「徳島県でこんな面白いことしている会社あるんだ」と、いうところで先ほど話されたように情報発信でそれを見て、でそこに雇用環境があって、楽しそうな会社があったんで僕は行くというとこで人の流れができたのかなというところで、そういうきっかけで来させていただいたという経緯なんです。
 徳島県自体には全く帰りたいなとか、っていうところは知事の前で言うのも何なんですけど、すごくありまして、「東京で頑張るぞ」みたいな感じだったんですけど、そういう面白い会社があったりとか、あとはちょうどそのとき迷ってる時に動画でvs東京の1作目を見て、それで「うわ、こんな面白いことやってるんだ」というところで徳島県で何かいろいろやるというのも、他の同年代と比べても何か新しい経験ができるんじゃないのかなと、いうところで帰ってきたという経緯です。

◆吉田基晴 はい、ありがとうございます。そうしましたら美波町にUターンしてきたばかりですね。遊亀さんお願いいたします。

◆遊亀聖悟 すいません。初めまして。本日よろしくお願いします。株式会社あわえの遊亀と申します。先ほどお話しあったんですけど、私自身出身がここの美波町でして。家がですねここから5分ほどの、5分もかからないような、本当にすぐ近くに住んでおります。高校はここから1時間ほど北に行った阿南市の方に行かしていただいてまして、その後大学は大阪に行って参りました。その後ですね、就職ももうそのまま関西の方でしたんですけども、向こうで金融の仕事を約2年から3年ほど勤めておりました。私が今の会社に応募したきっかけなんですけども、もともと私自身、この株式会社あわえっていうのを存在、全然知らなかったのですが、約半年ほど前にですね、たまたま初めて見たのはフェイスブックの広告でした。そこでちょっと言葉としてどうか分からないんですけども、「あの地元にこんな面白そうな会社出来たんだ」っていうのが初めて見たときの正直な思いでして。私自身の思いとしても、いつかは地元に帰りたいっていう思いがありました。そこでこんなに面白そうな会社があるっていうのと、もう一つの自分の地元に帰って、いつかは帰りたいっていう、この二つの思いですね、があったのがきっかけで今の会社の方に応募させていただきました。現在はですね研修生という形で、地域の魅力を発信する方法を学ばせていただいております。よろしくお願いいたします。

◆吉田基晴 はい、ありがとうございます。そうしましたら、ヒトカラメディアの杉浦さん。デュアルスクールを日本で初で受けていただいたママさんということで、今日そういう話もお伺いできればなと思ってます。よろしくお願いいたします。

◆杉浦那緒子 よろしくお願いします。ヒトカラメディアの杉浦です。
 吉田さんからお話がありましたとおり、デュアルスクールの参画者第1号親子でございます。今、宇宙飛行士よりも数が少ない希少な人間ではあります。会社としては働く場と、働き方からいきいきとした個人と組織を増やすということで。ヒトカラメディアに入社したきっかけも、働く母親の働き方の選択肢をもっと増やしたいと。ちょっと言葉が悪いかもしれないですけども、子育てということで、仕事をする時間には制約がある人間ではありますと。ただ組み立て方だとか内容によっては、もっとパフォーマンスを発揮できるんじゃないかっていうことは常々考えておりまして。入社したきっかけも働き方をもっと、働き方の選択肢をもっと増やしたいっていうところが動機で入社しております。デュアルスクールについても、会社自体は暮らし方、働き方のモデルというか、実験というところで。私個人としては面白い仕事をしながら、子どもに田舎暮らしをさせたいっていう、そういうちょっと欲張りな母親なので、その両方を同時に叶えられるというデュアルスクールという企画があったので。即参加しようと、なんか参加しない理由がないと思って、子どもを説得して参加させていただいたっていう次第です。本日はいろいろお話させていただければと思います。よろしくお願いいたします。

◆吉田基晴 はい、ありがとうございます。何か世界初、日本初が続くんですけれども、先日この地元の神社に、おそらく初じゃないかと思うんですが、ホームページの奉納をされた、まめぞうデザインのドウゾノセイヤさんにお話をお伺いしたいと思います。
お願いします。

◆ドウゾノセイヤ よろしくお願いします。株式会社まめぞうデザイン、ドウゾノと申します。お願いします。
 僕はもともと大阪の方にずうっといまして、ちょうど2007年、だいたい10年位前に初めてこの日和佐っていう町に降り立って。その時、まだWebとかっていう、そういう仕事をさせてもらってないときに初めて来たんですけど、その時に思ったのがすごい夏休みだなと。この町の、町並みというか、ちょうど夕方ぐらいに来たんですけど、すごい夏休み感がすごくって、僕の中では「何か落ち着くな」みたいな。僕の人生のテーマの中では、自分の居場所を探したいっていうのがありまして。そこから5年経って、6年経って、ずっと毎月毎月通ってたんですけど、そのタイミングでサテライトオフィスっていうのが出来上がって、その時に吉田さんとか、先ほど行ってもらった鈴木商店の鈴木社長とか、っていう方と会うようになって行くと自分の居場所がすごいしっくりくるというか、いうのがあってWebの仕事を始めたっていうのもありまして、この場所にサテライトオフィスを開設させていただこうという形になりました。よろしくお願いします。

◆吉田基晴 はい、ありがとうございます。では、そのまめぞうデザインで働く沖崎さんよろしくお願いします。

◆沖崎千夏 はい、まめぞうデザイン沖崎と申します。よろしくお願いします。
 私は、あわえさんの人材育成事業にまずは参加させていただいて、美雲屋さんで、鈴木商店さんに教えてもらって、Webの技術を学ばせていただいた後に、まめぞうデザインに入社しました。入社後は、美波町と大阪を月に半々ぐらい行ったり来たりしてたんですけど、ちょうど去年の秋ぐらいからこちらに完璧に籍移して、定住しております。
 あわえさんの人材育成事業を知るまでは、ずっと東京で生活も7、8年してまして。いつかは出たい出たいと思っていたんですけど、なかなか東京も魅力があるので、なかなか脱出できずにいたんですけど、あわえさんの人材育成事業が4ヶ月限定だったんですね。なので、言ったらあれですけど、だめもとで来てみて、結局こっちに居ついてしまって、東京はもう帰らずにずっとこちらで働いております。はい、よろしくお願いします。

◆吉田基晴 はい、ありがとうございます。では、働き方改革とか、女性の仕事での社会参画という意味ではまさにどストライクのビジネスをやってるんじゃないかなと思います。ブックスタンドの笹本社長よろしくお願いいたします。

◆笹本正明 よろしくお願いします。株式会社ブックスタンドの笹本でございます。私の会社はですね、大阪でインターネット集客、企業様のネット集客をサポートする、Webマーケティングの事業をやらせていただいております。
 今回美波町に来ることになったきっかけなんですけれども、もともと後でちょっとサテライトオフィスでやりたかったことの部分に通じるんですけど。経営課題、人材確保という経営課題を一つ、大阪でずうっと抱えておりまして。パートさんを中心にですね、主婦の方を中心に仕事をやってもらってたんですけど、なかなか確保ができないっていうところが、自分のところで行き詰りまして。そのタイミングで大阪じゃあ駄目だなと。僕も大阪出身なんですけれども、大阪じゃあ無理だなと感じた時にちょうど、「もしかしたら地方の方がいいのかな」なんていう単純な発想で地方にちょっと人材確保しに行ってみようかなって思ったら、ちょうど実は私の両親が徳島の池田の出身なんですけど、けれども池田の方でですね。うちの母親から、「亡くなったおばさんの家がサテライトオフィスっていうのになったらしいよ」みたいな話が。実は僕サテライトオフィスのサの字も知らなくって「へえ」って「あの家がサテライトオフィス」みたいな感じで。どういうことなんかなって、その時初めてサテライトオフィスの仕組みを知りまして。その時にちょうど経営課題も抱えてたものだったので「これはサテライトオフィスや」と思ったんですけれども。本来であれば両親が生まれ育った池田に行くべきなんですけれども、悲しいことに私趣味がサーフィンやっているもので、三好じゃできないなというところがあって、インターネットで検索したらちょうど美波町、海陽町だったりとか、いうのがありまして、そういった中でいろいろ検討した結果として美波町というのを選びまして、今に至っております。
 そういった形でですね、今はサテライトオフィスを作りまして、私も週に一回ぐらいは来ていて、移住したんじゃないかないうくらい美波におりますけれども、そんな形で今日はいろいろと意見をさせていただければと思っております、よろしくお願いします。

◆吉田基晴 はい、ありがとうございました。それでは、Skeedの明石社長、美波町で防災、減災に取組まれているということで、その話もお伺いできればと思っています。よろしくお願いいたします。

◆明石昌也 こんにちはSkeedの明石でございます。去年の11月にサテライトオフィスの方こちらの方に設立させていただきました。きっかけはですね弊社、東京の方でオフィスです、ネットワークのソフトウェア作ってるんですけれども。一緒に協業している株主でもある企業さんが、我々が地域のいろんな課題を解決するために我々のネットワーク技術を活用できないかっていうことをいろんなところで実証実験する中で、美波町という非常に面白いところがあるよということでご紹介いただいて視察に一緒にやってまいりました。
 我々が今やっている、最近IoT、AIっていう言葉よく使われますけども、今知事がおっしゃったように、東京はまだちょっと増えてますけども、やっぱり長期的には人口減少していきますし、社会の中心となる担い手は、高齢化という中で減っていく中で、我々こういう技術を持っている会社がいかにそこを、IoTとかAIっていう形で負担を軽減できるようなことを実現するかっていうことを目指しているんですけれども。本当に美波町に来まして、実は私、吉田社長のものすごいファンになりまして、いろいろ交流させていただく中で、この社長の力を借りて、ぜひ我々のやりたいことが実現できるんじゃないか。やっぱりここは人と人のっていうのがあってですね。結構短気で、やると決めると、とことん進んでいくタイプですので、やっていく中でこの1年の中でですね総務省の方から皆さまの本当ご支援いただいて、研究開発、実証実験のプロジェクトいただきまして。今、美波町の危急の一つの課題である南海トラフ地震ですね。それが来た時に皆さんご存知のとおり、震災が来ると8月の中旬にもちょっとありましたけれどもネットワークってつながらなくなります。つながりにくくなります。我々はそのつながりにくい状況の中でもですね、その地域の中だけで通信を可能にする。そういったソリューションを提供しておりまして、それを今回こちらの美波町の方で実際開発して、今、設置も始めさせていただいて、今度11月の4日に防災訓練がございますので、そこで実際に町民の皆さまにご活用いただくということをやっております。
 それ以外に働き方という意味でですね、我々も在宅勤務とかいろんなことやってるんですけども、実はこちらの美波町でも、ご紹介で1人、人材を採用しています。この方もですね大阪の方で本当に有名な大手の企業でやってこられたんですけど、お父様の介護の関係でこちらに戻ってこなきゃいけなくなったということで、ちょうど我々がここへ進出してくるタイミングだったんで、お引き合わせいただいた。で、優秀な方だなっていうんで会ったんです。やっぱりこれからこういう方増えてくると思うんですよね、本当にこういう働き方、そういう方をうまく活用していくっていうのも、本当に企業にとっても大切なテーマだと思ってますので。
 あと実はいろんな地域でやっているんですけども、この徳島美波町も素晴らしいところ、我々のやりたいって思いを本当に全面的に受け止めてくださるところだと思ってますので、今後もどんどんどんどん甘えていこうと思ってますので引き続きどうぞよろしくお願いたします。

◆吉田基晴 はい、ありがとうございます。そしたらデュアルスクール日本初、ホームページ奉納たぶん初だと思います。別の初ですけれども、海外からサテライトオフィスの企業として徳島県美波町にお越しいただきました、スペースタイムエンジニアリングの高井社長からお話お願いします。

◆高井峰生 初めまして、スペースタイムエンジニアリングの高井と申します。私はですね、ちょうど20年前の1997年に日本で博士の学位を取りまして、その後カリフォルニア大学のロサンゼルス校の方に教員として移住しまして、今ここにいますけれども、住まいはロサンゼルスの方にあります。私が何でここにいるのかというところなんですけれども、UCLAの方で研究開発をしておりまして、主に防衛分野で、インフラストラクチャー、通信のインフラストラクチャーが無いところで、いかに情報共有をするかと。今でいうところのIoTの研究をずっとしておりまして。その技術を使ってアメリカの方で他の教員と一緒に会社を立ち上げまして、大学発の技術というのを商用化ということで、あちらで起業をいたしました。その後ですね独立して自分一人で立ち上げたのが、このスペースタイムエンジニアリングという会社です。2008年、約9年前ですね、東京の方で日本法人を立ち上げまして、日本の中で我々のその技術というのをいかに使うかということで取り組んでまいりました。
 その一環としてですね、隣の県になりますけれども高知県の方でSkeedさんの取組みとかなり似たところはあるんですけれども。先ほどの防衛でインフラが無いところで情報共有をするというのが災害が起きた後に、既存の通信インフラがダメージを受けて使えなくなった時にいかにその情報共有を行うかというところで、防災に関する取組みを行っておりまして。それで四国に来るタイミングでですね、ここには参加してませんけれども、美波町にサテライトオフィスを開設した、イーツリーズ・ジャパンという会社がありまして、そことは我々ずうっと協業をしておりましたので、そのきっかけで、「隣の高知に行くんだったら徳島にも寄りなよ」という話になりまして、こちらを訪問したところ吉田さんといろいろお話させていただいて。他の進出企業と同様ですね、やはり小さい会社で東京でやってますと、人材確保というのがほぼ不可能な状況になっておりまして。吉田さんの話を聞いて、そんなに簡単な話ではないとは思うんですけれども、現地で、現場、地域でですね、人材が確保できればということでサテライトオフィスを今年の5月に開設したという流れになっています。
 せっかく進出したからにはですね、地域の課題解決というところで、地域と非常に密接な関わり合いを持ちたいと思っているところです。どうぞよろしくお願いします。

◆吉田基晴 はい、ありがとうございます。そうしましたら徳島県は、本当働き方が変わっていく場所なんですが、その一つの形かなと思います。大学生で、大学にも行きながら働いているということで、スペースタイムエンジニアリングの梶田さん、よろしくお願いいたします。

◆梶田宗吾 はい、紹介ありがとうございます。身分としましては大阪大学に所属しておりまして、博士後期課程に在籍中の梶田と申します、よろしくお願いします。そうですね、今回こちらに来た理由といたしましては、アメリカのスペースタイムエンジニアリングの方に2年前ですかね、3カ月ほどインターンシップに行っていまして。僕も通信の研究をしていますので、そういった関わりでインターンに行かせていただいたのがきっかけで。そこからずうっとお手伝いをさせていただいていて、その流れで進出ということもありまして。「大阪近いやろ」と。東京とかアメリカと比べたら近いやろっていうところもありましたので、大阪から僕お手伝いに来させていただいてます。
 あともう一点としましては米国のスペースタイムエンジニアリングが、また新たにちょっとジーティスっていう会社を立ち上げようと今していまして、そこで立ち上げの手伝いを僕もさせていただいていますので、そこでも頑張りたいと思ってます、はい。よろしくお願いします。

2 サテライトオフィスで働いてみて

◆吉田基晴 はい、ありがとうございます。
 そうしましたら、皆さんの自己紹介聞かせていただいた上でですね、テーマ進めていきたいと思いますが、サテライトオフィス、設立したり、進出する前に考えてたことと、実際立ち上げてみて結果どうなったかというようなところを話聞きたいなと思います。またスタッフの方というのは、そのサテライトオフィスのような働き方の会社に入って、イメージしていたことと、その後実際どうだったかと、いうところをですね、伺いたいと思いますので。
 じゃあ、あわえの吉田さんお願いいたします。

◆吉田和史 私はサテライトオフィスでというよりか、美波町のあわえでっていうことになるかもしれないんですけど。もともと東京の方でコンサルティングの仕事をさせていただいてまして、企業さんのお手伝いさせてもらうっていうのはあるんですけど、自分が一会社に入って何か盛り上げるっていうことはできないですし。あと何かコンサルティングをするにしても、コンサルティングを売っていくにしても出来上がりのものを売るし、出来上がりのパッケージに沿ってお客さんにコンサルティングをするので。何かこのかなり挑戦されてる徳島県、また美波町、そこにあるあわえっていう会社であれば、事業だったり、何かサービスであったりをゼロから開発して、それを売って儲けにするところまで。また売った後はそのサービスを提供するっていう、その1サイクルを自分で回せるようになりたいなっていうところから、このサテライトオフィスっていうか、あわえでやらせてもらっているんですけど。基本的に今は代表のお力添えもあって、それはできてきているのかなというところを感じます。
 そうやってコンサルティングをやりながら感じた時のきっかけが、僕、弟が料理人なんですけど「兄ちゃん、店出したいときに兄ちゃんなんか手伝ってくれよ」って言われたんですけど。全く、全然関係ない業種のコンサルティングだったんで、「うわ、俺何も出来へんな」と思ったときに。やっぱり今のこういう仕事させてもらって、経験があるんで、何か違う未知の分野でも何かいろいろやってこれるのかなと。それも、あわえだけじゃなくてサテライトオフィスで来られている企業さんが、どんどんどんどん新しいことに挑戦したりとか。それこそホームページを奉納したりとか、どんどん新しいことをされているのを見ると、どんどんどんどん新しいところに何かしていくっていうことは、難しいことではあるんですけど、そんなにハードルを高く自分の中で設定する必要もなくて、どんどんどんどん挑戦していけるんじゃないのかなっていうところは、すごい来て変わっていったところで、実現できるかというところと、いうと実現できるのかなというところです、はい。

◆吉田基晴 はい、ありがとうございます。そうしましたらホームページ奉納のまめぞうデザインさん、それ事前にやりたかったことかどうか分からないですけれども、どうでしょうか。サテライトのイメージ、結果的にやりたいことできてますか。

◆ドウゾノセイヤ そうですね、最初進出当初、いろんなサテライトオフィスですでに進出されている、社長様とかのお話を聞かせてもらったりとか、こういう美波町とかで僕自身実績を作らせてもらったりとか、っていうのがあります。すごい恩がもう一番根本にありました。そこに恩があって、何か自分の力で恩返しがしたいなと、いうところで、やはりその地域貢献だったりとか。そのWebで、できるそういう地域貢献っていうことをしたいなっていうのがすごいありました。なので地域の住民の方たちといろいろコミュニケーションとったりとかっていうのがすごいやりたいなっていうところではあります。
 実際今のところ、なかなかそこまで行き着けないなっていうのがすごい僕のここ1年の悩みでもありまして。その中で思いついたのがそのホームページの奉納っていうのがありまして。ホームページを作ってそういう、隣の八幡神社のホームページを作ると皆さんが見てもらって、じゃあ「それ誰が作ったの」とかっていうところで自分のことを知ってもらえるきっかけになるのかなというところで、そういう活動というか、いうのをさせてもらいました。そういうところで地域の人たちと、どんどんどんどんこうつながって、やっていきたいなっていうのがすごいあります、はい。

◆吉田基晴 ありがとうございます。そうしましたら採用が、人材確保っていう一つテーマだった。裏テーマはサーフィンができるという笹本社長にですね、ビフォーアフターで今やりたかったことできてるか、会社としてっていうところをお話いただければと思います。

◆笹本正明 分かりました。進出当初の先ほど申し上げましたように、経営課題として人材確保ができないと。弊社のパートさんという形で人材確保してるんですけれども、どんな形でやっていただいているかっていうのが、一つはテレワークで仕事ができるという形です。スマートフォンだったり、あとパソコンだったり、こういったものでですね、簡単に。分かりやすく説明するとその企業さまにとってのお客さま、一般ユーザーの方がメインなんですけど、一般ユーザーのお問い合わせを対応する業務だったりするんですけど、それをスマートフォンとかパソコンでやってもらうと。これが24時間365日来るんですけれども、在宅であればある程度の時間、常識の範囲内の時間なんですけど、それであれば仕事ができると、いうのが一つなんですね。もう一つは大阪でそういった形で人材確保した時にやったのが、たまたまなんですけれども、主婦の方ばっかりを結果として確保していたので、徳島に美波にもきてるんですね。同じような形で主婦の方を集めようというのが、この二つ目条件としてあったんですけれども。当初はですね最初サテライトオフィス進出するということで、こちらの阿波銀行の担当の方とかいろいろとご意見いただいた時に、「そんなに簡単に人集まらないよ」と、いきなりもう出鼻をくじかれて「え、無理なの」みたいな感じだったんですけれども、本当に運が良かったというか、僕はほんまに人に恵まれているなっていうのはすごくありまして、というのも結果として今7名ほど。美波町で6名、徳島県内で1人、なので合計7名採用することができたんですけど。最初に、きっかけはですね、町役場の担当の方の奥さんだったり、ここに出席してる吉田社長の奥さんだったりとか、本当にこう分かりやすく言うと、その後も芋づる式にですね、移住してきたら「奥さん仕事しませんか」みたいな感じでですね、そんな感じでやってるので、その採用コストっていうのもほぼかかってませんし。ほんとにこうスマートフォンで仕事ができるなんて、本当に怪しい仕事でしかないんでね、世間一般でよく言われるのは。それがしっかりと他の奥さんがですね、主婦の方が、働いている方が説明してくださって、すごく信用していただいて安心して皆さんやっていただいている、これは一つすごく実現できたな。
 もう一つはですね、先ほどの裏メニューじゃないんですけれども、仕事と趣味の両立っていうのは僕の中でありまして。一つは先ほどのサーフィンやりたいんですけど、大阪っていうのはすごいサーフィンするにはすごく環境の悪い地域で。サーフィンするには三重県の伊勢の方行ったり、はたまたこちらでしたら四国の方に来たりということで、だいたい車で200キロちょっと片道走って来ないといけないんですけど。今では、すぐに美波町におりますので。朝、日の出の時間には海に入って、仕事時間までには戻ってくると、いうような感じでですね、すごくもう効率的に、効率的っていうのがちょっとふさわしいか分からないんですけれども、本当にねバランスの取れた仕事と趣味がこなせてるんじゃないかな。
 あともう一個、最後一つありまして、これはなかなか、ずっと大阪で住んでいたもので、他の地域に進出してですね何かそこの文化に触れたりっていうのは全くなかった人間だったんで。せっかくね、こういう地域に来たんだから、地域の方と交流できるような人間になりたいなって思ってたら、そこも本当にですね、本当この美波地域の方ってすごいいい人ばかりでですね、漁師の方だったりとか、「魚が取れたから一杯やろうや」みたいな感じでですね、やっていまして、「来るときは必ず連絡しろ」みたいな感じでですね、呼んでいただくっていうところでですね。自分からこう前に出なくても結果としてね、そういうの受け入れてくれる地域だったんだなっていうところでは、この三つっていうのは全て実現できていて。もちろんね、これからもまだまだ課題っていうのは出てくるかもしれないですけどね。当初の課題は実現できたかなというふうに思っております。

◆吉田基晴 はい、ありがとうございます。徳島県の名産の一つがサツマイモですから、芋づるになる。知事、ブックスタンドさんですね。私の家内もそうなんですが、移住組の奥様が働かれたりということで、面白い循環が今できているのかなというふうに思っております。ありがとうございます。
 それではSkeedの明石社長、進出前といざ進出してみて、できてるかどうかお話いただけますでしょうか。

◆明石昌也 先ほどもちょっと申し上げたんですけども、当初思っていたこと以上に成果が会社としては今のところ出ているなと思っています。逆にいうとですね、さっきも言った。やっぱり我々のような、スタートアップベンチャーってスピード感をものすごく大事にするんで、そのスピード感に本当にこの美波町応えてくださると思っています。最近はですね、ちょっとこちらの方が若干こう付いていけてるのかなって思うシーンがありまして。先ほどの総務省のプロジェクトなんかは本当に吉田社長のおかげなんですけれども。我々の世界ではオープンイノベーション、オープンイノベーションって1社で何でもやるんじゃなくて、今大企業でもですね、いろんなところと組んでやろうっていう、そういう流れができているんですけど。本当にこの今回のプロジェクトってすごくて。あわえさん、サイファー・テックさん、我々っていう企業がいてですね。徳島大学さん、徳島文理大学さんがいて、美波町と南部県民局様からもご支援いただくと。本当に完璧の鉄壁の産官学のフォーメーションできていてですね。
 これも何か我々から、もちろんこう、けしかける部分もあるんですけど、そうじゃなくて、そういう、「こういうことがやりたいんだ」って言うと、それを受け止めていただいて、「実はこういう人がいるんだ」「こういう人がいるんだ」っていう。本当に現場の方が紹介いただいて、現場の中でそういうコンソーシアムができるっていう点で、本当に素晴らしいなと思ってるんで、逆にちょっと我々の方がもっともっと頑張らなきゃいけないなと思っています。そこがやっぱりこれからの課題になりまして、最後の話になりますけど、もっともっとやっぱり、うちのようなソフトウェアの会社って、やっぱりオタクなので、どうしても中に入り込みがちなので、やっぱりもっと。実は、ものをつくっている人たちをもっともっとそのこの美波町に連れて来て。結構来てるんですけど、もっともっと連れて来て、町の方といろいろ触れ合いながら、こういうものができるともっと地域の課題を解決できるんじゃないかなと。この辺はまだちょっとやりきれてないんで、これからそういった点をもっともっとやっていきたいなと思っています。

◆吉田基晴 はい、ありがとうございます。知事いかがでしょうか、進出前の考えと、いざやってみたビフォーアフターを聞いて。

◆飯泉知事 今お話を聞いてると、割と元徳島、ゆかりのある人、意外と多かったりね。またそういうところで気が付かないとか、逆に徳島が嫌で割と出て行くんだっていうのがよくあるんですよね。あるいは、大都市部、東京だとか大阪の方にやっぱり仕事、自分のやりたいことを求めて行くんだと。でもいろいろ今ネット社会になっているんで、東京にいても、大阪にいても、結局そこにいろんな情報が入ってくると。その中でやっぱりこう、とはいっても徳島関心持っていただいてるんでね。なんだ自分たちのやりたいこと結局徳島だったのかみたいなね。
 こうしたところが今、はっきりおっしゃっていただけたということで。我々の思うとおりというか、もともとこのサテライトオフィスを考えたときもね、東日本大震災が発災をして、そして東京、大阪のクライアントの人々が、このIT企業の皆さん方に「リスクヘッジどうするんだ」と。あるいは「企業BCPどうするんだ」と。ところが日本のICTの企業の皆さん方っていうと東京ダントツ1位。次にまあせめて大阪ぐらいと、ネット環境はね。それ以外考えられないというのがだいたいの常識ね。でもこれを私はスリランカ現象といつも言うんですよね、講演するとき。昔の国名は。意外と皆さん地理やってない、歴史。昔はセイロンね。昔は正論だった、今徳島っていうことで、徳島の方が東京、大阪よりも、通信環境がいいんですよね。だからもう一つこれも例える場合に、光ファイバー。これは片側6車線の高速道路とよく例えるんです。東京、大阪大渋滞ね。徳島はそこ車走ってない。逆に言うと徳島仕様で自転車道があって自転車だけ走ってる。これ何か、テレビ見ているんですね。つまり地上デジタル放送、これはテレビが双方向になって便利になる。茶の間から紅白歌合戦に投票ができると。ただこれは46都道府県はいいんだけれど、徳島はアナログであるがゆえに関西波が全部見えてた。でも大阪は1チャン、ビデオチャンネルね。ところが徳島は1チャン、四国放送が見える、つまり10チャンネル見える。東京と同じチャンネル持っているんですよね。でもデジタルは、はっきり言って見えるか見えないか。放送法上は3チャンネルしか見えない県だった。だったら10チャンが3チャンになってしまうっていうのはね。それはもう皆大変なことになるし、しかも高齢者の皆さん方はね、時代劇好きですから、暴れん坊将軍見えなくなったらね。「あばれちゃうぞ」大変だということで、8年間をかけて、各中山間地域全部、海部郡も、それからね三好郡も全部各家庭をケーブルテレビでつないだ。しかし後発の利でそれが光ファイバーになったんですよね。しかもこれを行政でつないだもんですから、国費と県費と市町村費でつなぐと。はっきり言って有利子債務が無いわけ。ということはこれは結果的に通信料金に跳ね返るわけね。東京、大阪高いですよ、全部有利子債務でやってるわけだから。償還、償却しなきゃいけないし。
 こうしたことが、もともとのきっかけということで。そこでちょうど1年経った24年の3月から大々的にサテライトオフィス、徳島で体験しないかということをお呼びしたんですね。その先駆けのお一人が吉田社長さん、サイファー・テックのということで。そこで美波町、あるいは神山町こちらにぞくぞくと皆さん方が来るようになり、今では徳島県で24市町村あるんですけど、11市町村に55、サテライトオフィスを構える。サイファー・テックは逆に吉田社長さんが大英断で、東京サテライトオフィスで美波町を本社にしてしまうというね、逆転の現象まで起こるという。まさに地方創生は東京に名だたる企業の本社があって。これを地方にどう展開をするか、いろんな税制をやったり、いろいろしたんだけどまだまだほとんど動いてないわけね。ところがその先駆けで、もう吉田社長さんやってくれちゃったと。これもよく皆さん方にPRをする。
 それと共通に言われているのが、やはりITの企業の皆さん東京でね、なかなか採用が難しいと。東京でないと採用できないと思うのもこれスリランカ現象なんよね。違う、地方だからこそできる。そして先ほどお話があったように、やはり自分のライフスタイル。半X半ITというね。そしてこのXのところにはサーフィンであったり、あるいはそれが農業であったり、漁業であったり、何でもいいわけなんですよね。こうしたことができる、何と言ってもここだとぱっと外を見ると「いい風が吹いてきた、仕事ここで切り上げ」とかね。いい風でそうだからって、「もうじゃあ1時間で仕上げるぞ」っていうね。モチベーションが高まるわけですよ。やはり東京、大阪だと本当に窓の無い部屋で無定量にね、仕事をするっていうのがIT戦士の皆さん方の常識なもんですから、やはりそうではなくて、やはりご家族とも楽しく、そして自分も自己実現ができる、この両方を追うことがどうできるかっていう。
 杉浦さんの方からもそうしたものにチャレンジするんだよっていう話をね、デュアルスクールでありました。デュアルスクールの話もそうした中から生まれてきたんですよね。実はこれ制度は昔からあったんです。それは区域外就学という制度があって、例えば親御さんのご都合で、学期途中で転校しなきゃいけない、そしたら子どもさんかわいそうじゃない、じゃあ子どもさんおいておこうよ。あるいは野球やっている、サッカーやっている。その中心選手だ、でも次行くところにそのクラブが無いこれもかわいそうだ。じゃあいいじゃない。だいたいこういうもので使ってたんですね。
 ところがデュアルスクールはそうではなくて、サテライトオフィスに来て親御さんが自己実現が出来る、やっぱりこの環境に子どもさんも連れて来たいな。でも転校はちょっと大変だよね、こうしたことがお声で聞けましたんで、じゃあこの区域外就学制度を使って文部科学省のモデル事業をやろうじゃないか。文部科学大臣に直に政策提言をして。「それはおもしろいからやってみましょうよ」ということになりましてね。そして杉浦さんのところが第1号になっていただいたということなんですね。ということで今では、東京とこちらっていうのを転校手続き、お互いの教育委員会同士がオッケーすれば、自由にこう行き来することができるということで、今では海陽町でもそうしたモデルがでて、しているところでしてね。そして何と日本の制度が変わりました。杉浦さんのおかげで、何が起こったか。先ほど数少ない、宇宙飛行士より数少ないって言われたけど。これからどんどん出そうなんですね。つまり地方創生に文部科学省がやはりもっともっと正面から対応しなければいけないんじゃないかということで。先般全国の市区町村、つまり義務教育の世界ですね、に通知が出ました、文科省から。この区域外通学をデュアルスクールで使えと、徳島のモデルをちゃんと実践してみろと、具体的にでたんです、杉浦さんとは書いてなかったけど。
 ということで今やこのデュアルスクールは全国に文部科学省が推奨する制度になったということでね。皆さん方が徳島においでをいただき、いろいろなきっかけで来られたわけなんですが。そしてしっかりと自己実現もでき、そしてさらなる業務拡大とか、こうしたことができてくる。また新たなモデルもどんどん、こちらから生まれてくるということで、まさにこの地方創生、そして働き方改革、そのモデルが美波町から打ち出していただけてるということですんで。これからもどんどん自己実現を、そしてさらに仲間をぜひ広げていただきたいと思いますんでね。よろしくお願いいたします。

3 今後サテライトオフィスでどんなことをしたいか

◆吉田基晴 はい、ありがとうございます。
 そうしましたら今、知事からもっと自己実現できるようにというふうに言っていただきましたので。今後ですね、このサテライトオフィス的な働き方や、また美波町、徳島県でどんなことやっていきたいかというところを伺っていきたいなというふうに思います。じゃあUターンほやほやのあわえの遊亀さんの方から、これから何したいかですね、伺えればと思います。

◆遊亀聖悟 そうですね、私8月に戻ってきて、まだ1カ月ほどなんですけども、今帰ってきて思いとしてあるのは、地方に住む若者、私の同世代の人に、もっと仕事の選択肢を増やしたいというのが僕個人の思いとしてすごくあります。こっちに帰ってきてから同期とよく飲みに行く機会っていうのがあるんですけれども、土日の趣味の部分であったらサーフィン行ったり、釣り行ったりって。もう本当に私もいっぱい連れて行ってもらって楽しくできているんですけど。その一方で仕事の部分はやっぱり話を聞いていると妥協しているじゃないですけども、「選択肢が無いから今の仕事をやっているんだ」っていうような少しちょっと後ろ向きの表現をよく聞くんですね。それが帰ってきてから私個人としてはすごく嫌で、何か自分が生まれた場所が、僕は徳島で生まれたから、私は東京に生まれたからこういった仕事ができるんだ。じゃなくて、地方に住むからこそできる面白い仕事もあるべきだし、地方だからこそできるカッコイイ生き方っていうのを、発信したいなっていう思いがありまして。
 今あわえの仕事の中でもサテライトオフィス誘致っていうのを通して、いろんな企業の方に来ていただくっていうのが一つの解決の方法じゃないですけども。地方に住む若者に対していろんな選択肢を持って選んでもらって、普段の生活もそうですし、仕事っていうところも充実させていくようなところのお手伝いを少しでもできればなっていうのが、私が今後、今の仕事としてやっていきたいと思っているところです。以上です。

◆吉田基晴 はい、ありがとうございます。ぜひねそれは今日集まっている社長たちは、次々と新しいこと始めて仕事あったから来たんじゃなく、仕事つくれてるんで、そういうのね、体験してもらえればなというふうに思います。杉浦さん、多分たくさんあると思うんで、これからやりたいことぜひお聞かせください。

◆杉浦那緒子 会社として、もともとサテライトオフィスをこちらにっていうことについて、自社のその働き方だとか、働く場についてやっぱり最先端で自分たちも実験をして実証をして、東京のオフィス移転をお手伝いする会社さんに提案したいっていう意図から実際にこちらに、サテライトオフィスを出す前の生産活動をしてっていう形でやったんですけども、会社としてはやろうと思っていたことがほぼできてコンテンツとしても、私みたいな働き方の例というのもあって、やれているようで。会社、ヒトカラメディアとしてはもうその先の今度は実際に地方での何か困りごとを自分たちで解決できるといいなというふうには考えているというふうに聞いております。
 私個人としてなんですけど、今遊亀さんがおっしゃっていたことで、思わずぐっときちゃったんですけど。私自身、性別と生まれるところって皆、自分で選んできたわけではないんですよね。だから、おてんば娘だった時期とか考えると、やっぱり女の子だからだとか、今だと母親だからっていうことで、制限があるっていうのは、やっぱり、嫌なんですよ。だから生まれも性別も関係なく自分の興味のあるこれで力を発揮したいっていうものを発揮できるっていう場所だったり実験ができるところが、ここであったら素敵だなというふうに思っています。

◆吉田基晴 ありがとうございます。できそうですかね。

◆杉浦那緒子 やります。

◆吉田基晴 できるじゃなくやると。はい、ありがとうございます。そしたらこの美波町やSOでこれからどうしたいかっていうところを沖崎さんお願いいたします。

◆沖崎千夏 私はせっかくこの美波町に本社があるので、もっと社外に出た活動とかが、あればいいなって思います。今年の冬と夏に日和佐と由岐の公民館でパソコン教室を開催させていただいて、受講者の方が意外とサテライトオフィスの存在を知らなくて、「この何か急に講師として、この若者来たけど、誰この小娘」みたいな感じがあったんですけど。そこで、でも教室の最後の日とかプレゼントくれたりとかですとか、作ったパンくれたりですとか、最初はちょっとこれ誰って感じだったんですけど、終わったころには県外からそういう若い人が来て。パソコン使った会社が美波町にあって、こうやって教えてくれてすごい助かるとか、うれしいっていう言葉をいただいて、で、そこで思ったのがやっぱり、恵比須浜の漁師さんとかにはかわいがってもらってるんで、地元住人の方にも結構知ってもらっているのかなと思ってたんですけど、まだまだサテライトオフィスの存在とか、知らない方とか、あとやっぱり移住してきた若い人イコールあわえさんの社員って思ってる方が結構いて、私もあわえの社員って結構言われるんですよね。せっかくここに本社あるので、オフィスでこもって仕事よりも、もっと外に出た活動があったら住人の方にも知ってもらって、喜んでもらったのが、単純にうれしかったので、そういう活動があればなってパソコン教室通じて思いました。

◆吉田基晴 はい、ありがとうございます。実際こちらの公民館とかで、パソコン教室やると地元のおじいちゃんとかおばあちゃんとか結構集まってくるもんですか。

◆沖崎千夏 集まりました。偶然私の今住んでる古民家の大家さんも偶然受講者として来ていただいいて、「ああ」って。結構あの、そうですね、昔自分で自営業やっててパソコン使ってたけど、なかなか今離れたから使えないっていう方とか。サテライトオフィス知らなかったけどチラシ見てただ来ましたっていう方。でそこで知ってもらったっていうのが多いですね。意外と想像していたよりも受講者の方が、特に日和佐だと多くてびっくりしました。

◆吉田基晴 はい、ありがとうございます。そうしましたらスペースタイムエンジニアリングの高井社長これから美波とかSOでやっていきたいこと聞かせてください。

◆高井峰生 我々そのサテライトオフィス開設が5月、3カ月半ぐらいなんですけれども。ただ我々なりにですね頑張って進めていこうということで。先ほどからその人材確保っていうのが、目的で進出された企業さんも多いということですが、実際にはそんなになかなか単純なものではないという話もありましたので、私のバックグラウンド的に何ができるのか、どういう人材確保というのができるのかということを考えまして。バックグラウンド的に本当にあのUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)ですとか、あとは大阪大の方にもお世話になっておりますし。そういうアカデミアとのつながりというのがあって。アカデミアでの研究というのも行っていますので、それをうまく使ってですね、地元の大学ですとか、高専と一緒に交流を持つというのが、私として1番いい方法かなというふうに考えまして。まずは先月に阿南高専の学生さんをこの美波町に呼んでですね。あと私が所属している大阪大の学生さんにもちょっと協力いただいて、合同のそのインターンシップというのを開催しました。そこでですねやはり、小さい会社として、やはり大きな会社と違うところっていうのは。なかなかですね、何をやっているのかというのが外からは見えづらいというところがありますので。インターンシップで実際に我々が会社として何をやっているのかと、いうのを知ってもらうと同時にそういったその学生の時の交流というのが最終的にその我々の会社の就職につながればという形で、気の長い話かもしれないですけども徐々にその人材を採用していければなというふうに考えています。
 あともう一つですね、ここに進出するというきっかけで徳島大学の先生とも知り合いになれて。もともと阪大出身の先生なんで知っていたんですけれども、ここにそのサテライトオフィス進出するということで、話をしまして「じゃあ、一緒にその研究開発プロジェクトを提案しないか」ということで、総務省のSCOPEの方に提案をしたのが無事ですね採択されまして。今年と来年という形で、災害時とそれから平常時の併用のその通信システムという形で研究開発を始めることになりました。来年度はですね美波町の方で実証実験を行うという段取りになっておりまして。そちらもですねやはり徳島大学の学生さんとの交流というのも、その研究開発プロジェクトを通して行うことによって、我々の会社をもし気に入ってくれる学生さんがいましたら、そこで人材確保につなげていきたいなというふうに考えています。そういった形でその地元の大学、高専とのつながりを深めるということと。あともう一つ私ですねアメリカに住んでおりまして、やはり小さい会社スタートアップが多い、カリフォルニアなんですけれども。コストオブリヴィング(生活費)っていう意味ではですね、例えばシリコンバレーっていうは、寝室が一つのワンベッドルームのアパートを今借りるとですね、月額だいたい3,500ドルから4,000ドルぐらいなんですね。一方でこちらの美波町で一軒家を探すとですね、だいたい家賃が月額3万5千円くらい。そのぐらいで、となるとですね、ここに1年住む家賃でシリコンバレーには1カ月しか住めないと。その生活費の差っていうのは非常に大きいと思うんですね。知事がおっしゃるように、今ネットワーク環境っていうのは整備されていて、どこでも働いてもほぼ同じことができるという環境下でしたら 、やはりその生活費が安いところで住んだ方が、それ以外のところに使えるお金っていうのが増えますので、そういったものもひとつ地方の魅力として出てくるんではないかなというふうに考えておりますので。東京もどんどん生活費が上がっていってしまっている。大都市は皆そうだと思いますので、そういった中で、地方での有利な点っていうのを見つけて皆さんに紹介していけたらいいなというふうに考えています。

◆吉田基晴 はい、じゃあ高井社長経由でここがシリコンバレーならぬ「美波コースト」みたいな感じで。海外からもベンチャーが集まる、場所になっていけば。この間インターンの時に私も発表会、同席させていただいて。結構プログラミングで自動運転するドローンが飛んだ時は、かなり感動をしまして。美波町にね、企業と学生の学びの場みたいなのができつつあるんだなって本当に感じて楽しかったです、ありがとうございました。はい、じゃあ知事今の皆さんの話伺ってコメントいただければ。

◆飯泉知事 はい、それぞれにこれからのっていうことでテーマをおっしゃっていただきました。遊亀さんのほうから言われた話っていうのは、地方に住むからこそできるそのライフスタイルっていうね。だいたい皆さん方同じことを言われるわけなんですが、どうしても自分の自己実現するのは東京じゃないと駄目だとかね。大阪じゃないと駄目だっていうのが今まであったんですけど。逆だねっていうのが皆さん方、特に気付きを持っていただいた。それをまた実践をしていただいていると。
 ましてや杉浦さんの場合には、別に生まれも性別もね、それを超えちゃって、逆に自己実現をしっかりとやるんだって今も宣言をしてくれて、しかもその場がここ美波町だということをおっしゃっていただきました。
 沖崎さんの方もね、今度はもっともっと知られてということで。実は地方の方がこのICTの関係だとビジネスチャンスが多いんですよね。というのは地域における課題解決ということで東京とか大阪っていうのは、ICT使うの当たり前なんだけど、以外と地方はね、ほとんどアナログなんですよね。だからそこにデジタルをこえてICT技術を使うっていうなると一気に課題解決ができる。そういうのを周りから言われるんだけどツールが分からないわけですよ。ましてや年齢がだんだん高くなるとICT弱者なんてこう言われてね。徳島県では、だから今シルバー大学校、それから資格を取る大学院。ここで1番人気が高いのがICTコースなんです。最初はシルバー大学校も徳島校だけ持ってたら、逆にもうそれぞれの地方校がみんなねうちもうちもうちもって今4つも講座あるんですよ。大学院も同様なんですよね。1番倍率が高いんですよ。というのは上勝町のいろどりのお母さん方っていうのは実はICT強者なんですよね。昔はパソコン通信から始まって、FAXを使って、パソコンを駆使をして、今何やっているか、いろどりができているところへモバイル端末持って行ってここで受発注してるんです。最高齢90歳ですよ。ということでね、まさにこのよく言われるのがバーチャルリアリティならぬ、ばーちゃんリアリティっていうね。言葉があるくらいで、本当に最先端。というぐらいその実は、この働き方改革のモバイルワークも上勝では当たり前になっているんですね。
 ということで徳島は全国の中で非常に珍しい高齢者の皆さん方がICTにものすごく関心がある。だから逆にその扉を開けてくれたわけですよ、沖崎さんねまさに。ということで、それを通じて今度は何ができるか。ICTはあくまでもツールなんで、それでこんなことできますよ、何かやってみたいことないですか、じゃあこうやったらできますよっていうね。これからぜひそうしたもの、今度はVRの話もどんどん出てきますんで。あとAIと、そしてビッグデータどう駆使していくかっていう、これをさらに加えてぜひ分かりやすく教えていただければと思います。
 それから高井さんからはね、まさにネットワークの話いただきました。そういういことで実は地方だからできることにこれもあるんですね。あるテーマがあるとあっという間に皆が集ってくれるし、そのネットワークをどう駆使をしていくのか。ここが大きなポイントで先ほど明石さんがまさにそのことをおっしゃっていただいた。地方でこそできる。これ東京、大阪だと、ネットワークね、勝手にやりなさいみたいな世界にね、なんですけど、ここだとわっと集ってくれる。そして総務省のモデル事業にもね十分に対応できると。もう一ついいのは、地方の場合フィールドが持てるんですよ。だからITというとどうしてもパソコンの中の仮想現実でやろうとするんですけど、実際には防災っていうと人を動かさなきゃなんないし、あるいは避難所。これがどうだっていうのもね、必要になってくるわけなんですよ。となると地元の協力が不可欠、そこも得やすいというね。ここが逆にいうと総務省の様々な募集事業、モデル事業というのは、実態の実証っていうのがものすごく重要になってくるんですよね。この美波町っていうのは実は防災モデルを一番最初に作りあげたエリア。そしてこれによって様々な放送と通信の融合が図られて、そしてハイブリッドキャストっていう技術もここから生まれたんです、実は美波町から。このテーマによって放送メディアが皆が集まって、今まで絶対NHKはNHK。日テレ系は日テレ系、縦割りだったものが横で、横串に刺した、これがハイブリッドキャスト。ということで新しい技術も実は現場があってからこそといったね、やっぱりフィールド。
 ということで消費者庁が歴史的にはじめて、霞ヶ関のそういう省庁、トップを切って来た。ここでもやはり徳島というフィールドを持つからこそ、様々なことができるんで、霞ヶ関だけで考えると机上の空論で終わるんですよ。だからそれが東京、大阪にある企業とは違う非常に大きな地の利を得てるというね。そして人の輪があるという、これをぜひこれからも、もっともっと駆使をしていただきたいと思いますね。だから総務省に事業PRするときは必ず私はそれを言うんですね。

4 今後できるコワーキングスペースに期待すること

◆吉田基晴 ありがとうございます。そうしましたらテーマ3の方に入っていきたいと思います。今日もね、ここ水産研究所でこの会議持ってますが、今作っているコワーキングですね。それが今後できていくんですけれども、その場。どういう場所になって欲しいか。それからまたそれができた時にですね、やはり皆さん、そのビジネスマンという側面でこの美波町に関わっていると思いますので、ビジネスの側面とかでどういうふうにそれを活用していきたいかみたいなところが聞ければなというふうに思ってます。

 私なんですが、美波町にこういう形でサテライトオフィスとか通じて数年たってですね、感じることの一つに地元の人たちのお悩み。お悩み持っている方って、それがとある技術で解決されるかっていうのを知らないっていうケースも世の中、だいたいそういうことだと思うんですけれども。よくよく話を聞いてみると、「それだったら僕何かできるかもしれません」っていうのをね、結構時間をかけて、お互いの悩みとか持ってるスキルに気付くところがあるんですけれども、ここコワーキングに来た時に地域の人たちとこう悩み相談をお互いができるような場所になっていけばいいな。その時に自分の得意分野でお役に立てればなあというふうには思っております。
 それぞれ皆さんここにコワーキングができた時に自分たちなりの関わり方があると思いますので、どういう期待をしてっていうところお伺いできればと思います。じゃあ吉田さんからお願いします。

◆吉田和史 はい、私このテーマ今日一番めちゃくちゃ喋りたいなってところで。コワーキングとは名前はあるんですけど、やっぱり先ほど、吉田代表からもあったんですけど。地域のお悩み解決する場所というところで、先ほど知事からもお話あったんですけど。
 まず一つ目、私がやりたいことが、サテライトオフィスの企業さんの技術だったりサービスを提案する場所にしたい。それは提案する相手っていうのがこの町の一次産業の従事者なのかもしれないですし、この地場産業の方かもしれないですけど。なぜかっていうとホームページ作れるとか、こういう技術があるよってはたから聞いても、「ああ売り上げが上がる」って直結しないと思うんですよ。なんでホームページってこんなことができるんだよ、例えばこういう店舗はこういうふうにやってるんだよ。でホームページだけじゃなくてもっとSNSとかで発信してやっているんだよ。なんで、この店とかSNSでやってていろいろ情報が来るんだよみたいな話すると「わしらもこれをやったら面白そうだな」とか、「これをもっと売りたいから、これやれるともっと儲かるんじゃないのかな」っていう発想にたぶんなると思うんですよ聞いた人が。で、発想した時に一番いいのはその思った方と例えば「まめぞう」さんが仕事になって、そこでお仕事ができて、サテライトオフィスの企業さんが儲かればいいんですけど。
 そこで儲かるのも一つなんですけど、ただ一事業所さんでは、ホームページ作るお金がないとかっていう場合にホームページって今本当に専門的なところ作ろうと思うと難しいと思うんですけど、私みたいなものでも作れるやり方もあったりするんですよね。なんでそれを例えば、役場の方が来ていただいて聞いておいて、それを来年の事業に出して立てて、この美波町の何社か事業所さんに来てもらって、1年間で自分たちで自分たちのホームページを作るっていうのを講師を「まめぞう」さんにやってもらうというような形だと、ここで仕事ができます。サテライトオフィス企業さんでいうと、ここで仕事ができるし、一次産業、先ほどサイトを作りたいと言っていた方は、もっと売上上がるかもしれないってところで、そういうことをちゃんとこのコワーキングでそういう場をつくらないと、産業、工業、産業と地場産業との連携とか活性化って生まれないと思うんで、それを意図的に作り上げていく場所にしたいなと。
 ちょっとすいません、長くなるんですけど。私がこう思ったのが自然とか、人とか、食でサテライトオフィス誘致やってる自治体って、今お試しサテライトオフィスの影響もあって、すごい日本各地にあるんですけど。サテライトオフィスが来て、ここで仕事したからめちゃくちゃ儲かったって言ってる自治体って無いんですよね。だからそれをここで、まず作りたいっていうのが一つ目です。
 すいませんあと二つあるんですけど、もう一つが、こういったいろんな技術を持った企業さん来ていただいている中で、私徳島県出身なんですけど、私が徳島いた時ってこんな勉強できなかったんですよね。ホームページの作り方教えてくれたりとか、プログラミング教えてくれたりっていう企業さんあったとは思うんですけど、この美波町であったかどうかって、無かったと思うんですよ。なんで、その東京、大阪に負けない、そういった専門的な教育ができる方がいらっしゃると思うんで、そういった方がここで主婦の方だったりとか集めて教えていくと。それも初め主婦の方から、主婦の方がホームページ作ろうと思って、毎回1万円を持ってきて、受けれるかっていうと難しいと思うんで。それを行政さんの方で事業化してやっていくと、いったところおもしろいんじゃないのかと。ここで雇用を作りたいと、お話いただくかもしれないんですけど、その技術に見合った方っていらっしゃらないというのが現状なのかなと。それはでも育てればどんどんセンスのある方って絶対いらっしゃると思うんで、それを育てていくっていうのをやりたいなっていう。人材育成、専門的な人材育成を東京、大阪に負けない水準でしていくっていうのが二つ目で。
 そしてもう一つなんですけど、もう一つが人材採用で困ってらっしゃる企業さんが来ていただけるんであれば、就職活動、就職説明会をこの場でやってもおもしろいかなと思うんですよ。サテライトオフィス開いている24社の南部圏域のところも含めなんですけど。あと神山の企業さんとか、人材育成採用したいっていう企業さん来てもらって、関西圏とか関東圏の大学にも、こういう就職説明会があるよと。ただの就職説明会だとおもしろくないんですけど、ただこの場で働くことがプラスに考えていただける学生さんっていらっしゃると思うんですよね、優秀な学生さんで。なんで、その説明会、合同の説明会をここで夏にやって、夕食はみなさんサテライトオフィスの企業さんとかと、おっちゃんとか、おばちゃんまぜて、ぱあっと食べて。「お前サーフィンしたいんか、次の日連れていってやるわ」って言って笹本さんとかが連れて行ってもらうと「うわ、やっぱりこういうところの生活すごく楽しいな」と思ってもらって。やりたいことと、こんな田舎でもこんな仕事が出来るんだ、とサーフィンできる。ってなると一番ベストな方がここに来ていただける可能性があるんで。ライフとワーク両方をしっかり体験してもらえる就職説明会っていうのを夏は美波、例えば秋とかは「どこどこ」っていうふうに徳島県でサテライトオフィス企業さんが開催する合同就職説明会みたいなのを、各所でやって、それぞれ町のPRも含めていくっていうのもやれたらな。夏は美波町に来てねっていうところをやりたいなというのが三つ目です。すいません長々と。

◆吉田基晴 はい、ありがとうございます。熱弁ありがとうございます。
 はい、じゃあ遊亀さん、お願いします。徒歩数分に住んでいる、この場所に期待することですね。

◆遊亀聖悟 ほとんど私の思っていることは言っていただいているんですけど。一つとして、やっぱりサテライトオフィス自体の認知度を上げていくのはもちろんなんですけども。認知するだけじゃなくて、ここに来たら自分であったり、地方に住んでいる地域の人が持っている課題っていうのを解決できる場っていう形にしていくっていうのが大切だと思っていて。企業からしても今は、日和佐こちらの方に来て生活、どちらかというとサテライトオフィスの概念自体が個人の生活とかにフィーチャーされている部分もあるのかなと思うんですけれども。そうではなくてあくまで地域の課題、地方の持つ課題を解決することがビジネスチャンスになっていくというような形に、僕はなっていった方がいいのかなと個人的に思っておりまして。そうなった時にやはり地方の悩みを引き出す場所というのは絶対に必要ですので。地方の人にとったら、ここに来たら悩みが解決できるんだから、また相談しに行こう。企業からしたら、ここにオフィスを出してたら、いろんな悩みっていうのを抽出できるんだから、ここでやっていこうっていうような、その正の循環じゃないですけども、そういった形を作っていくのが大切かなと思います。
 その中で私個人の関わり方としては、自分の今の会社の立場でもそうですけど、サテライトオフィスのことをよく知れる立場にはなっていると思いますし。また美波町のことも私もずっと人生の半分以上はここに住んでましたのでよく分かる立場です。なおかつこれからいろんな社会に出て行き、出てきたばっかりの若者のこと、若者がどういうことを考えているのかっていうのも分かる立場と思うので。今この三つの目線から見えるっていうのは僕しかいないのかなと、思ってます。だから私がやっていきたいというか、私がすべきことなのは、ここの地方の人と、進出してきた企業の方をつなげる、その間の立場に立てればなっていうのが、私の思いです。以上です。

◆吉田基晴 ありがとうございます。じゃあ杉浦さんお願いいたします。

◆杉浦那緒子 はい、まず期待することというところですけども、私個人としてはデュアルスクールでこちら来る時に「戎邸」の方に滞在して、仕事をしてるんですけど、まあさみしいんです。さみしいんです日中は、本当に一人なので。なので何ていうんですかね、この間オンラインで東京のオフィスとつないで、東京のオフィスの音が聞こえるっていうんで多少は紛れたんですけど、やっぱり生身の働いている人が集まっていて、何かを解決しようとしている熱気があるところで働くっていうことが、働く場所として選べるといいなと。特に、通常の仕事は、一人でやってたものは、はかどるものもあると思うんですけど。アイデア出しだったりとかっていうことは、自分とまた違った視点のある方と、ちょっとお昼ご馳走するんで、ちょっとアイデアの壁打ちやってもらえませんか、みたいなことが、なんかお願いできるような場があるといいなというふうに。活用するんだったらそんな感じで使えたらいいなっていうのが、まず思っていますと。
 あとは今各社さんのサテライトオフィスのある企業さんが、割とその個別の会社さんと徳島、って割とこの一通、一本のつながりみたいな関係性があって。このサテライトオフィスを出してる会社間同士でのつながりって実はあんまり無いのかなっていう気がしていて。みなとみらいの方に「BUKATSUDO」っていう、あれもコワーキングかシェアオフィスかっていう、施設があるんです。そこは活動のテーマごとに、部活なのでカメラ部とかっていうのをやりたかったらそれで集まるとかっていうような場にもなっているので。そういった最初は、ゆるいこういう。思いつきですよ。例えば阿波おどりの衣装をちょっとIoTを駆使してこういうデザインでやってみないかみたいなテーマで集まって。それが完全な仕事なのか、完全な趣味なのかっていう、その間くらいでこう、おもしろいことやろうぜっていうのでサテライトオフィスの企業さんたちがやるみたいな場所として活用ができると面白そうだなっていうふうに思っています。
 あとはちょっと自分として、どう関わっていきたいかって、さっきの壁打ちのとかっていうつながりがゆるく持てたらっていうののハブになれたらいいなっていうのとともに。実はこう見えて教免を持っておりまして、小学生向けのキャリア教育に関する塾のスタッフもやってました。なんで割と働くこととか、働く場所っていうのは、自分の人生において大きなテーマではあったりするんですね。なのでそのコワーキングスペースで子どもたちに働くこと、自分が興味があることが誰かの役に立って、お金っていうことで還ってくるっていうことが、自分で発見できて、仲間を集めて実行できると今度は働く場所を自分で選べる。仲間も自分で集められる。それこそ地方の課題を解決する水戸黄門みたいな生活だって出来るんだよみたいな。そのなんて言うんですかね。どこでも生きていけると思える、なんて言うか漠然とした自信みたいなものっていうのって今後いろんな変化がある社会の中で、子どもたちが働くっていう上ですごく大事になってくるので。それを何かちょっと大人の背中というか、大人が本気出して遊ぶところっていうのを見せるような場として関わったり。自分が関わったり、そういったワークショップをやってみたり。デュアルスクールでこっちに来ている間にやってみたりってことが、自分としては個人として関われたらいいなっていうふうに思っています。以上です。

◆吉田基晴 ありがとうございます。ぜひお願いいたします。
 じゃあ、まめぞうデザインのドウゾノ社長お願いいたします。

◆ドウゾノセイヤ はい、正直、吉田さんが全部言ってくれたんで何も出てこないんですけど僕がサテライトオフィスとして進出したきっかけとして、やはり何か恩返しをしたいっていうのがすごい根本にありまして。その中で地元の企業だったりとか、地元の住民だったりとかっていう方たちの生の声っていうのをすごい聞きたいなっていうのが正直あります。その生の声を聞く中で、それはまあ僕の技術で何か改善できることがあるんじゃないかっていうのを一緒にお話させてもらってっていうのをやっていきたいなっていう。まあそういう地元の人、企業だったりとか、地元の住民だったりとかっていう方がこう集まって、僕がそういうところに行って、いろいろコミュニケーションとって、っていう場になればなと思ってます。あとは全部言ってくれました。

◆吉田基晴 すいません、はい。今回のWeb奉納は神主さんの悩みを聞いたからそうなったんですか。

◆ドウゾノセイヤ あれはですね、もともとフェイスブックで流れて来て。スマホで見ようと思ったらフラッシュで見れず、これじゃあ地元の人たちは絶対困ってるだろうっていうところから、提案させてもらったっていうのがあります。

◆吉田基晴 その辺どんどん悩みもっと聞けばもっとWebページの奉納ができると。

◆ドウゾノセイヤ まだ、どこに奉納。

◆杉浦那緒子 全国の神社を。

◆吉田基晴 はい、ありがとうございました。じゃあ沖崎さんお願いいたします。

◆沖崎千夏 すいません私あんまりビジネス的なとか、難しい話できないですけど。このコワーキングスペースでもっとサテライト、杉浦さんとちょっと被るんですけど。サテライトオフィスの社員さん同士の交流の場になればなって思って、私今日ここに参加させていただいて、意外と初対面の方がすごい多いなって感じて、もっとそういう方いるんだろうなって。せっかくここでサテライトオフィスの社員としてっていう。美波町に関わり持っている人と、どんどんこうビジネスの観点以外にもここで交流できたらなって思いまして。私も日中、今日誰とも一言も喋ってないって日が結構あって。家帰って久々に言葉発したっていうことが結構あるので。会話する人も欲しいなっていうのと、あと田舎で働くって初めてなので。東京とか大阪で働いてたので、自分の働き方と生き方が、他の人からしたらどうなんだろうとか、何が正解なんだろうっていうのが、悩む部分があったので、そういうのも意見交換もそうですし。実際見て、こういう人はこういう生活の仕方と、働き方をこの町でしてるんだっていうのを、こう目で見て、いろいろと感じれるような場になれたらなと、なっていくような場になったらなと思います。

◆吉田基晴 ありがとうございます。はい、じゃあ次ブックスタンドの笹本社長お願いいたします。

◆笹本正明 うちもですね、私も今サテライトオフィスもそうですし、大阪の本社の方も一人で仕事してるんですね。ずっと寂しいんですよね。そこはいいんですよね、経営者なのでそこは全然問題ないんですけど、実は今回、主婦でパートをしていただいている中から一人ですね、美波町の方なんですけど社員に採用することになって、来月からなんですけれども、働いてもらうんですけれども、一応基本的には在宅でもいいよと言いながらも、やっぱりサテライトオフィスで仕事してもらった方がメリットというのは出てくるのはあるので、そこでも働いてもらえたらというんですけど。やっぱり私と同じようにですね孤独になってしまうとですね、なかなか難しいなあと。
 これはさっきもね沖崎さんとか杉浦さんも言われていたように、やっぱり孤独の部分というのはですね、なかなか克服するのは難しい。僕もここはですね実はヒトカラメディアさんがですね、現場調査来た時に、なぜか僕も一緒についていって、ここ眺めいいなみたいな感じで、僕毎日来たいみたいなこと言ってたんですけれども。やっぱりこういうところへ来て、眺めが良くて、そして同じようにですね、美波のサテライトオフィスで働く仲間でですね。その経営者とかに言えない悩みであったりだとか、そういう問題というのをですね、共有しながら解決していくっていうのはすごく大きいのかなと。そうなると僕は眺めのいいここに来たら駄目なんだろうなと思いながらですね、おるんですけども。けどそういうところがすごく大事で、またもう一つはですね僕も自社の中でこんなシステムを導入したいなというところをですね、鈴木商店さんところをですね、お伺い、わざわざ。わざわざっていうと語弊があるんですけど、お伺いしてまで聞いたことがですね、こういう同じ場でですね、一緒に仕事していると、簡単なことがね聞けたりするんですよね。うちなんかでしたらWebマーケティングなんですけど。そのマーケティングをMAとか、マーケティングオートメーションのこととかですね。こういうのどう構築していったらいいのかなっていうことがですね。聞くのもですね、こういうところで集まるとそういう交流が簡単に、大げさな話ではなくて簡単にできるっていうのがすごくメリットを感じるので。そういう場であって欲しいなあというふうに考えております。

◆吉田基晴 はい、ありがとうございます。
 それではSkeedの明石社長よろしくお願いいたします。

◆明石昌也 このコワーキングスペースを心待ちにしておりましたので。ここができるとですね、さっきも言ったうちのプログラマー連中。オフィスでも働いて、今在宅勤務を兼ねてやったりしているんですけども。やっぱりプログラマーって非常にクリエイティブな仕事なので、実際にはこういう場所を活用できることで、ある意味彼らの生産性って、もっと上がるんじゃないかなっていうそういう期待があります。
 先々週かな、ちょうど夏休みっていうことで、ちょうど今回の総務省のプロジェクトの開発をやっている人間が奥さん連れて来て、1週間くらい。休みも取りながら、こっちで働いてっていうのをやってましたけど。やっぱりさっきおっしゃったように、一人でやっぱりこもっているっていうと、そこはあるので。やっぱりこういうスペースがあってですね、さっきも申し上げた、やっぱりあの。地域の課題解決するには、地域のその雰囲気だけでもこう、体にこう伝わってくるだけでも大きいと思ってますので。
 今我々の短期的な課題は防災の部分は技術的には解決できるし。徳島大学さん、文理大学さんの協力いただいて避難計画からっていうところを実際の作り込みに落とし入れる。やっぱり災害って、いつも起きるわけじゃないんで、災害の時だけ使えるシステムじゃなくて、平時にも使えるものにしていきたい。それにはやっぱり平時に住民の皆さんが使っていただくにはどういう問題があってみたいな。そういうことをこの場で、いろいろお聞きできるような。それは実際にここのサテライトオフィスで働いている皆さんからもお聞きしたいですし、そこを通してご紹介いただいたりっていうのを短期的にはここを活用させていただき、中期的には、これは吉田社長と私の野望といってもいいと思うんですけども、ここの美波町のこの良さをですね活かして、ここにIoTとか、これからAIも出てくる、知事もおっしゃるテストベッドにできないかなと思ってまして。今、防災に関してもいろいろ関心持っていただいて、企業さんから話し聞きたいって聞いてるんですけど。実際にこの場に来ていただいて、こんな形で動いてて、こんなことができているっていうような形で。そういう我々のシステムに関心を持っていただく方に、こちらにちょっと来ていただいて、例えばこの場で、こういろいろディスカッションしたりとか。そういう場としてもここが活用できるといいなというふうに思っております。これはちょっと中期的なお話になりますけど、ありがとうございます。

◆吉田基晴 ありがとうございます。
 そうしましたら高井社長よろしくお願いいたします。

◆高井峰生 順番が後だとですね、非常に困ったなというところで。皆さんとほぼ考えていることは同じで、まとめてしまうと。
 まずここで地元の方々との交流を持つことによって、その地域の課題というのを見つけて、課題解決っていうところに持って行くということですとか。後はその人材採用の場として使うですとか、あとその進出企業さんの横のつながりっていうのは、その働いている方々の、その横のつながりっていうのもありますし、それからその会社としてのビジネスの横のつながりっていう両方があると思うんですね。なのでそういったものをこう実現するためにコワーキングスペースっていうのは非常に重要だと思いますので、私もそこにうまく関わっていければいいかなというふうに思います。
 人の話を全部まとめて終わりにしちゃうとあれなんで。私の方から、そういう意味では私アメリカの方に住んでおりまして、良くも悪くもアメリカの働き方というのは日本の10年、20年先を行っているところがあります。アメリカもご存じないかもしれないですけど、昔は終身雇用だったのが、経済が山あり谷ありで、だんだんその企業としても終身雇用で人をなんていうんですかね、キープできなくなってしまって、流動化が発展してということで、悪い形で実際には雇用の流動化っていうのはできたわけなんですけれども。日本も徐々にそういった流れがあると思うんですね。
 一方でサンフランシスコですとか、シリコンバレーって言われるところには、世界から優秀な人材がこう集まってくるという形で。先ほど言ったように住むコストというのも非常に高いんですけれども、それでも集まってくるのはなぜだろうっていうことになりますと。やはりそこにですね魅力のある企業さんがいっぱい来ているから、そこに人が集まってくるわけですね。テレワークって話がたくさんあって、地方でも同じことができるよっていう話がたくさんあるんですけれども、結局そのテレワークっていうのは諸刃の剣であって場所を選ばないので、別にここじゃなくてもいいんですね。どこだっていいわけなんです。なのでやっぱり地元に何かしらの魅力が無かったら、その人は集まってきませんので、テレワークだけだったら不十分だというふうに思います。
 ですので先ほど言った、雇用の流動化っていうのと、それを考えるとですね。やはりIoT関連企業というのがたくさんこの美波町に集まってきてですね。それの会社さんと関連のあるような、例えばそのサテライトオフィスを作るところですとか、Webをデザインするところですとか、いろんなそのIT系のその業種の会社さんがたくさんあるとですね。ここに来れば何か自分にあった仕事が見つかるんじゃないかという形で。そのここで探す、っていうことになると思うんですね。そこに至るまでは非常に長い道のりかもしれないですけども。かつある程度の企業さんが集まらないと、そういうことにはならないですから、どのぐらいがクリティカルマスなのか分からないですけれども、そういう線はあると思うんですね。ただ勢いがある美波町ですから、そういう形でどんどん、こう会社が集まってくると、先ほどおっしゃられたような「美波コースト」というのも実現できるんじゃないかなと思いますし、それに向けて私も協力できればなというふうに考えています。

◆吉田基晴 はい、ありがとうございます。
 そうしたら最後になりますね梶田さん。

◆梶田宗吾 最後は、(笑い声)あるんですけど。先月、ちょうど先月、先ほどもちょっと議題には上がったんですけども、スペースタイムエンジニアリングとイーツリーズさんがホストとなりまして、大阪大学と阿南高専の学生を呼んでインターンシップを美波町でちょっと実施しまして。日和佐城の横の城藤館でしたかね。すごい気分のいい、城の横に住める気分のいいインターンシップを実施しまして。なんでそこで行ったかっていいますのも、取り扱ってた課題がドローンでして。やっぱり、大阪はビル群がありまして飛ばせないんですよね、そういう意味ではこういうところの方が飛ばせるっていう話。そういう意味では、田舎だったらどこでも飛ばせるじゃんっていう話になってしまうんですけど。やっぱりその災害時にそのドローンも使おうっていう話も、もちろんありますし。
 先ほどSkeedの明石さんからもお話のあったようにテストベッドとかで、のためにも使えるかなというところでインターンシップを実施させていただきまして。僕大阪大学としても、かなりいい成果が本当に出ましたので。そういう形でコワーキングスペース使わせていただけたら、かなりありがたいことですし。あとは、今回は泊まり込み合宿みたいな形だったんですけど、他の会社の方とかもせっかく呼ぶんであれば、高専生とか阪大生に関しても他の会社も見れるともっといいのかなとは思いますので、そういう環境ができればうれしいです。

◆吉田基晴 はい、ありがとうございます。知事かなりリクエスト、こうしてくださいまで突っ込んだものもあったと思うんですが、ぜひコメントいただければと思います。

◆飯泉知事 皆さん方がこれまでに発言をされたものの、実現をするためには、コワーキングスペースやっぱりいるよねっていうのが、全体の結論じゃないのかなと、やはり地元の声をしっかり聞く場。それが逆にいうと地元の皆さんにとってみるとサテライトオフィスの皆さん方ウェルカムとなりますし。
 また企業の皆さんにとってみると、そこに逆にICTなどを活用して課題解決になる。それが実はビジネスチャンスにもなるんだということなんですよね。だからお互い双方向にコワーキングスペースを本当に課題解決、ビジネスチャンスの場にしていくと。それからもう一つはやはりこの孤独感を解消するといった観点では、たしかにいいんですよね。割と似たような仕事、あるいは割と隣の仕事をやっている場合がこれよくありますから、お互い悩みも一緒ですし、懸案の壁打ちみたいなね、アイデアの壁打ちみたいないい表現あったんですけど。ちょっとしたことで、これどうかなとか。お互い同じ思いを持ってますから、「あのね」と「私も同じ悩みしてたんよ」じゃあもう一人連れてこようとかね。3人よれば文殊の知恵っていうのは昔から言われてますから、そうするとこのようにいって孤独感というよりもそこから生み出される、人といろいろ横横関係を持つ渇望、活力。これが他の人より会社の中にいるとね逆に、「たまには一人になりたいよ」思うんですよね。それが全く逆になるんですよね。それがまさに異業種というとあれなんだけど、ITの世界にもいろいろこうありますから。そうした意味での世界の中での異業種交流これにつながるし、新たなビジネスチャンスの場に会社ではっていう話がありましたんでね。ぜひそうしたものにと。それともう一つは、やはり先ほどから申し上げているように地方というところをテストベッドに、ということで実は徳島全県下をテストベッドにとあらゆるもう、ICTはもとよりなんですけどね、例えばLEDのアート、デジタルアートの。これもテストベッドしようとか。あるいは教育テストベッドにしようとか、あるいは防災、減災これのテストベッドにしようとか。ありとあらゆるところで各省庁に政策提言をして。徳島をフィールドとして、皆さん方の自己実現しないかと、霞ヶ関にずうっと言っているんですよ。だから今の実証事業、あとはやってくれる人が集まってくれさえすれば即採択になっていくっていうね。おもしろい現象がこれありましてね、それをこう標榜するからなんですよね。そうした意味ではぜひこの美波町に今作り上げようとしております、このコワーキングスペースですね。これを皆さん方に駆使をしていただき、そして我々は美波町の皆さんをはじめとしてね、行政の世界として地元に皆さん方にコワーキングスペース、こういう意味があるよ。どんどん皆さん方も来てちょうだいと。こういうPRもね、同時にさせていただければと思いますんでね。どんどん提案をしていただければと思います。

◆吉田基晴 はい、ありがとうございます。
 皆さんとテーマに別れてお話させていただきました。どうしてもですね、時間の制約がありますので、ここでお話の方は終わらせていただくんですが、全体通じて最後知事の方から、ご挨拶いただければというふうに思います。お願いいたします。

◆飯泉知事 今日は徳島で一番、ということは、日本で一番ということになるんですが、サテライトオフィス今17社集まっているのが美波町と。そこにおいでの代表の皆さん方にサテライトオフィスの今後の展望と今までの様々な課題、あるいはそれに対してどう答えていくのか。またコワーキングスペースを使う、作ることによって、さらにこれをどう活用していくのか。あるいは将来に向けての新たなライフスタイル、こうしたものもご提案をいただきました。
 今、国全体が地方創生、とにかく東京一極集中になり、日本全体が人口減少して地方というところが無くなるんではないかと。またそうした中に働き方改革だ、このままだと日本人誰ももう日本で働くこと辞めちゃうんじゃないの、こうした世界が展開をされていましてね。これらを解決をする解が、まさにこのサテライトオフィスプロジェクト。そして新たな今後の展開いよいよスタートとなるところでありますんでね。ぜひ皆さま方におかれましては、この大きな二つの地方創生と働き方改革、その旗手、自負をしていただいてどんどんご提案をいただくとともに会社も大きく、人もたくさん雇っていただければと思います。本日は本当にどうもありがとうございました。

◆吉田基晴 それでは、ここまでで私の務めの方終わらせていただきます。進行を事務局の方にお返しいたします。よろしくお願いいたします。

◆司会 吉田様ありがとうございました。また皆さまにおかれましては長時間にわたりまして、様々な、ご提言、ご意見頂戴しまして誠にありがとうございました。