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令和元年6月10日定例記者会見項目別

「酪農振興の推進等による地域振興に関する包括連携協定」の締結について(説明)

(幹事社:司会)
それでは、知事の方から「発表内容」をよろしくお願いします。

(知事)
はい。おはようございます。
それでは今日は、私の方から1点発表をさせていただきます。
「酪農振興の推進等による地域振興に関する包括連携協定」の締結についてであります。
本県の酪農業、基幹産業である農林水産業の中でも大変重要な産業の一つでありまして、県内で生産される牛乳、あるいは乳製品は、学校給食でもなじみのあるように健康を維持するための身近な食材として我々の食生活に欠かせない存在であります。
県ではこれまでも、牛乳の生産・消費に関わる各分野におきまして、関係者の皆様方と連携をし、「酪農経営の基盤強化」や、「食の安全安心の確保」に向けた取組みを推進してまいりました。
一方、「日本酪農協同株式会社」、商標上は「毎日牛乳」と呼ばれておりますが、徳島工場では、酪農家が生産する「生乳」を「牛乳」に加工する県内唯一の「乳業工場」として、安全安心な県産牛乳の生産はもとよりのこと、その技術を生かしまして、食の分野において本県経済の活性化や地域貢献に寄与してきていただきました。
また県内全ての酪農家が所属しております「徳島県酪農業協同組合」は、日頃から酪農振興事業の推進を通じまして、「県産の生乳の安定生産」とまた「酪農経営の向上」に力を注いでいただいているところであります。
こうした活動を相互に連携をさせまして、本県の「酪農振興」のみならず、「エシカル消費」や「健康づくり」など、地域に貢献する様々な取組みを積極的に展開をし、地域振興を促進せるため、来たる6月20日木曜日となりますが、「日本酪農協同株式会社」、そして、「徳島県酪農業協同組合」、「徳島県」の三者で「酪農振興の推進等による地域振興に関する包括連携協定」を締結する運びとなりました。
今後、この協定締結を契機といたしまして、3者それぞれが持つ強みを生かすことによりまして、県民の皆様方へ、「安全・安心」で「栄養価の高い」県産牛乳を提供することはもとよりのこと、「生乳生産基盤の強化」や「担い手育成支援」などによります本県の酪農振興、また「県産ブランド牛乳の創出」や「地産地消」によるエシカル消費の推進、地域に根ざした「学校給食用牛乳の安定供給」や牛乳、乳製品の消費拡大を通じました「健康づくり」への取り組みを進めるとともに、「災害発生時の支援物資の供給」などにも取り組んでまいりたいと考えております。
今後とも、競争力の高い持続可能な畜産業の実現と共に学校給食用牛乳をはじめ、県産畜産物の「安全・安心の確保」にしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。私の方からは以上、1点です。どうぞよろしくお願いをいたします。

(幹事社)
それでは、発表事項について、質問がある社はお願いします。

 
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