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多様な生物を育む自然豊かな徳島~「コウノトリ」の定着化へ~

 徳島と兵庫をつなぐ「大鳴門橋」。開通30周年の記念すべき年に、両県にとって、うれしい話題。兵庫県で生まれた「国の特別天然記念物・コウノトリ」が、レンコン田の広がる鳴門市で、「巣づくり」を始め、繁殖に向けた行動を見せています。
 「コウノトリ」といえば、「幸せを運ぶ鳥」。かつては、日本全国で見られましたが、乱獲や農薬汚染により野生個体は絶滅。現在、人工繁殖と野外復帰の取組みを兵庫県と豊岡市が進めています。
 今回、そのうちの2羽のカップルが本県に飛来。豊岡市周辺以外で「初」となる「野外繁殖」への期待が膨らんでいます。
これを後押しする四国電力さんの粋な計らいで、巣づくりした電柱に、電気を通さない工事を行っていただきました。
また、5月21日には、県、市、大学、農業団体などで構成する「コウノトリ定着推進連絡協議会」を設立。「観察マナーの啓発」や「餌場づくり」など、関係者一丸となった取組みを進めています。
さらに、年内を目途に、「コウノトリ」が生息している地域周辺約500haを、希少鳥獣生息地では、本県初の「鳴門・コウノトリ鳥獣保護区」に指定する予定です。
 そして、「コウノトリ」を安全・安心のシンボルとし、レンコンをはじめとした本県農産物の「ブランド化」についても、市や農業団体の皆様とともに、積極的に展開して参ります。
今後も、「コウノトリ」に象徴されるような、多様な生物を育む自然豊かな環境を、未来に継承できるよう、しっかりと取り組んで参りますので、皆様の一層のご理解、ご協力をお願いしますね。