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令和3年度(第6期生)とくしま林業アカデミー入学式

令和3年度(第6期生)とくしま林業アカデミー入学式の画像

 この日、令和3年度(第6期生)とくしま林業アカデミー入学式が徳島県木材利用創造センターで行われ、飯泉知事が出席しました。

 森林は、木材等の林産物供給をはじめ、水源の涵養や生物多様性の保全、土砂災害の防止、地球温暖化防止の吸収源など、多面的機能を有しており、その活用と適切な管理を通じて、私たちの生活に様々な恩恵をもたらすかけがえのない財産です。

 政府においては、ポストコロナを見据えた成長戦略の柱に、「経済と環境の好循環」を掲げ、昨年10月には、2050年までに温暖化効果ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現を宣言しました。

 こうした中、徳島では、豊かな森林資源を活かすべく、平成17年度の「林業再生プロジェクト」を皮切りに、数次にわたる「林業プロジェクト」を通じて、林業の成長産業化に向けた県産材の増産に取り組んできました。さらに、令和元年度に策定した新たな「スマート林業プロジェクト」では、令和10年度までの10年間で、県産材の生産・消費量を、歴代プロジェクト開始前の約4倍となる70万立方メートルに増産すること、その生産を担う新規林業就業者を800名まで増やすことという2つの戦略目標を掲げ、持続可能な森林管理体制の構築と、AI、IoTなどの最先端技術を活用した1人あたりの生産性の向上、労働環境の改善に取り組んでいます。