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実生ユズ輸出園地視察

実生ユズ輸出園地視察の画像

 この日、飯泉知事は海部郡牟岐町の実生ユズ園を視察し、収穫・搾り体験などを行いました。

 ユズは種から芽がでて実ができるまでに18年もの時間がかかると言われています。そこで、通常のユズは「接ぎ木」により栽培されます。この方法だと、短い時間で収穫できるうえに、樹が低くなり、樹の実をつける時期などの性質が均一になるため、生産性が大きく向上します。

 それに比べ実生ユズは、自らの根で大きくなるため、とても樹の活力が強く、10mを超える高さになります。また、樹によって個性が生まれます。実生ユズは樹勢が強く、一般的に香りが強く甘みがあると言われています。その評判は海外でも広まっており、フランスから「Misyoを探している」と問い合わせが来るほどです。

 実生ユズは、生産性が悪いことから、大きな産地では接ぎ木のユズに代わり生産が減少し、今ではとても貴重なものとなってしまっています。また、通常のユズと分けることや実生であることの証明が難しいため、市場に出回る量は非常に少なくなっています。このことから「幻のユズ」「ユズの絶品」と呼ばれます。