教育通信 ふれあい広場Vol.24 平成18年5月 ●編集 徳島県教育委員会教育総務課 〒770-8570  徳島市万代町1丁目1番地 TEL 088-621-3181 FAX 088-621-2879 みんなで育てよう 地域の和子どもは地域の宝もの とくしま発『オンリーワン教育』を進めます。  県教育委員会は、地域の個性と自立に根ざした『オンリーワン教育』を推進します。  地域の方々のご意見やご協力をいただきながら、「夢と希望と誇りが持てる学校づくり」「確かな学力・豊かな心・健やかな体の育成」、「安全で安心な学校づくり」「子どもたちのサポート体制の充実」「豊かなあわ文化の創造」などの重点施策を推進し、子どもたち一人ひとりが主体的に学べる教育を実践します。 平成18年度の事業紹介 地域の「個性」と「自立」に根ざした『オンリーワン』教育の推進 確かな学力・豊かな心・健やかな体の育成 “確かな学力の向上”をめざします (徳島県学力向上推進事業)  学校ごとに指名される学力向上推進員が中心となった特色ある教育活動を推進し、基礎基本はもとより、自分で課題を見付け、自ら学び、主体的に判断し、行動することができる確かな学力の向上をめざします。また、「読書の生活化プロジェクト-1000万冊読破-」を展開し、読書習慣や読解力などの育成に努めます。“確かな学力の向上”を めざします(徳島県学力向上推進事業) “小中一貫教育”による新しい学びの実現を考えていきます (小中一貫教育パイオニア事業)  中学校進学時の環境の変化や学習システムの違いからくる子どもたちの戸惑いや不安をやわらげ、適切な対応がとれるよう、小・中のスムーズな接続と連携のあり方や9年間を見通した教育課程の編成について研究します。また、過疎化・少子化に伴う将来に向けた小中一貫校の可能性についても研究します。 “自分も周りの人も大切にできる子ども”を育てます (子どもふれあい地域教育促進事業)  「地域の子どもは地域で育てる」という視点にたち、人権フェスティバル・高齢者や障害者との交流・社会奉仕体験活動などの地域の活動を支援し、自分も周りの人も大切にできる子どもの育成をめざします。 “地域の中で”子どもたちをイキイキと育みます (地域教育力再生事業)  地域の中で子どもたちが、イキイキと育まれているまちづくりを進めるため、「子どもの学びの場づくりコーディネータ」や「自然体験活動コーディネータ」を育成し、社会体験活動や読書活動、自然体験活動の企画内容を充実するなど、もともと地域が持っていた教育力の再生と活用に取り組みます。 “地域のぬくもり”を給食でいただきます (学校給食等における地産地消推進事業)  地場産物を活用した学校給食を実施することにより、子どもたちの健康づくりを進めるとともに、地域の産業や文化などを理解し自然の恵みと生産に携わる人々への感謝の心を育みます。 地場産物活用モデル地域での成果をフォーラムなどにより広めていきます。 夢と希望と誇りが持てる学校づくり “開かれた学校づくり”を進めます (学校評価システムの研究事業)  学校が教育活動や学校運営の自己評価を公表し、保護者や地域の方々の理解と協力を得ながら地域に開かれた特色ある教育活動を推進します。学校評価システムを活用し、期待にこたえる教育をめざすとともに、学校教育の改善を図ります。 “活力と魅力のある学校づくり”を進めます (オンリーワンハイスクール推進事業)  学校が、独自に企画した特色ある学校行事により、地域の方々との交流を図るとともに、地域ならではの活力と魅力あふれる「オンリーワンハイスクール」を実現します。 “全国で活躍できる元気でガッツのある選手”を育成します (競技力向上スポーツ指定校事業)  高等学校運動部の強化を図るため、指導者の充実や優秀選手を集中させる「競技力向上スポーツ指定校」をつくり、全国大会で活躍できる選手の育成をします。 安全で安心な学校づくり “地域ぐるみ”で子どもの安全を守ります (地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業)  学校安全のためのボランティア(スクールガード)の養成や専門指導員(スクールガード・リーダー)を派遣するなど、学校・家庭・地域社会等との連携により、子どもたちの安全の確保に努めます。 “しっかり”防災教育を進めます (しっかり防災推進事業)  子どもたちの災害時の安全確保を図っていくためには、地域と連携した活動が大切です。そこで、地域の特性に応じた防災教育推進モデル校を指定し、子どもたちの防災対応能力の向上や防災ボランティア活動の実践力の育成をめざします。また、ホームページなどにより防災教育の普及を図ります。 子どもたちのサポート体制の充実 (特別支援教育の充実) “一人ひとりに応じた指導の充実”に努めます  LD(学習障害)、ADHD(注意欠陥/多動性障害)、高機能自閉症などを含めた、教育的支援を必要とする子どもたちのサポート体制を充実します。また、盲学校と聾学校とが併設された新しい学校の設置の検討や、ひのみね養護学校に高等養護部門を設置するための構想づくりを進めます。 豊かなあわ文化の創造 (いにしえ夢街道推進事業) 阿波の歴史を体感できる“いにしえ夢街道”づくりを進めます  徳島県に点在する指定史跡や埋蔵文化財等を活用し、住民の参加と協働による文化財の企画展示、交流イベントの実施や郷土文化教育推進のための人材育成を進め、多くの方が本県に訪れ、遠く過ぎ去った時代への「夢さがしの旅」を体験していただけるような、文化財を活かした魅力ある郷土づくりを推進します。 『徳島県立総合教育センター』へどんどんおこしください!  「徳島県立総合教育センター」は、県民の学びを積極的に支えるための施設です。教職員はもとより、一般の方が利用できる施設やイベントも数多く用意しています。  「マナビィセンター」では、学習相談コーナーや図書コーナー、視聴覚コーナーなどがあり、無料で利用できます。さらに、座席数350席のホール、研修室等の貸室やテニスコートなどは、休日も利用可能です。  「こころとからだのサポートセンター」では、各種の検査室や相談室を備え、子どもの発達や心の問題について専門的な知識を持ったスタッフが相談活動を行っています。  また、親子で料理を通して「食の大切さ」などを学ぶ「エンジョイクッキング」(6月17日(土))、「親子ふれあいパソコン教室」(1回目は6月18日(日))などを実施する予定です。 ホームページ(http://www.tokushima-ec.ed.jp/) TEL(088)672-5000 阿波人形じょうるり伝承教室の受講生を募集しています 入門コース ふるさと徳島に伝わる伝統芸能を「知り」、「観て」、「触れる」 10日間。小学3年以上50名 (1)現地講座(6/11、6/24)徳島市、那賀町(バスで見学) (2)体験教室(7/1・2・8・9・16):徳島市 (3)公演見学(2回、9~10月):阿波十郎兵衛屋敷 (4)修了式・発表会(10/28):阿波十郎兵衛屋敷 実習コース 国指定重要無形民俗文化財「阿波人形浄瑠璃」のわざと情緒の習得をめざす25日間。 (1)阿波人形浄瑠璃 伝承教室(24回)小学4年以上   ・徳島会場(7/21~10/21):30名   ・勝浦会場(7/22~10/22):20名   ・阿南会場(7/23~10/22):20名 (2)修了式・発表会(10/28):阿波十郎兵衛屋敷 受 講 料 無料(ただし、阿波十郎兵衛屋敷入場料は個人負担) 申込期限 入門コース 平成18年5月31日必着。      実習コース 平成18年6月30日必着。      (両コースともに応募者多数の場合は抽選) 問い合わせ先      徳島県教育委員会文化財課(電話088-621-3161) みんなで楽しめる行事一覧 5月21日(日) 「浜辺の植物」定員(20人)博物館 5月28日(日) 「勾玉をつくろう(1)」定員(30人)博物館 5月28日(日) 「海陽町立博物館にある1つの印籠から」定員(50人)博物館 6月4日(日) 「出羽島を歩こう」定員(15人)博物館 6月4日(日) 「ミクロの世界ー電子顕微鏡で昆虫を見よう(1)」定員(20人)博物館 6月4日(日) みどりの音楽会 定員(2,000人)二十一世紀館 6月8日(木) おはなし会 定員(30)図書館 6月10日(土)~ 文化の森演劇フェスティバル 定員(250人)二十一世紀館 6月11日(日) 「花のペンダントをつくろう」定員(20人)博物館 6月18日(日) 「ミクロの世界ー電子顕微鏡で化石を見よう」定員(10人)博物館 6月25日(日) 「中世修験道再考」定員(50人)博物館 7月9日(日) 「貝化石標本をつくろう」定員(20人)博物館 7月13日(木) おはなし会 定員(30人)図書館 7月16日(日) 「タングラムをつくろう」定員(25人)博物館 7月22日(土) 「川魚かんさつ」定員(20人)博物館 7月22日(土)  広東省友好交流10周年記念事業「広東芸術鑑賞会」定員(2,000人)二十一世紀館 7月30日(日) 「花のTシャツをつくろう」博物館 7月23日(日) 「銅鐸絵画の世界」定員(20人)博物館 7月30日(日) 「漂着種子&漂着物を探そう!」定員(30人)博物館 問い合わせ先 県立図書館 tel.088-668-3500 県立博物館 tel.088-668-3636 県立近代美術館 tel.088-668-1088 県立文書館 tel.088-668-3700 県立二十一世紀館 tel.088-668-1111 牟岐少年自然の家 tel.0884-72-2811 ※詳細は、主催者までお問い合わせください。 『教育通信ふれあいひろば』の内容が県教育委員会のホームページでご覧になれます。 また、テキストファイルもありますのでご利用ください。 http://www.pref.tokushima.jp/ この広報誌についてみなさまからのご感想をお寄せください。 この広報誌は、再生紙を使用しています。 Eメール kyouikusoumuka@pref.tokushima.lg.jp