おすすめの本紹介シリーズ 第3回 『どくとるマンボウ航海記』 著者:北杜夫 佐藤 盛仁 徳島県教育委員会委員長  作家であり、医者でもある著者が、若い頃、水産庁の漁業調査船の船医として 世界を回った様子をユーモアたっぷりの文章で綴った航海記。  立ち寄った国の様子などは、決してガイドブック的ではなく、自分が体験して面 白いと感じた「ツボ」に忠実に描かれている。航海中のトラブルも、初めて出会う という好奇心の前では面白い出来事の一つ。私が少年時代、旅へのあこがれを 植え付けられた一冊。 ◆「国民読書年」の2010年、県教育委員会では3月に「とくしまの 子どものためのブックリスト100プラス!」を発行するとともに、2 年目を迎える「読書の生活化プロジェクトII」に取り組みました。 また、秋の読書週間を中心に読書ボランティア養成講座2010、子 ども読書フェスティバルを開催しました。 ◆2011年以降、これからも、家庭での10分間読書をはじめ、地域 での図書館・読書ボランティアによる「おはなし会」等の取組、学校 での「読書の生活化プロジェクトII」を推進し、子どもたちがいつ でも、どこでも本に親しめる環境整備を県民総ぐるみですすめて いきましょう! 差別落書きを 発見したら  本年度、県内において差別用語を使用した非常に悪質な 落書きが連続して発見されています。  もし、差別落書きを発見したら 1消去せず、落書きを紙などで覆ってください。 2できるだけ早急に、市町村役場、または徳島県教育委員会  人権教育課(088-621-3152)までご連絡ください。 「差別落書き」とは  同和地区の人々や障害者、在日外国人などを深 く傷つける言葉(差別用語)で書かれた落書きです。  差別により人の命が奪われることもあります。  差別落書きは、絶対に許されない行為であり、差 別のない明るい社会づくりのため、すべての方の理 解と協力で、なくしていかなければなりません。 『教育通信ふれあいひろば』の内容が県教育委員会のホームページでご覧になれま す。 また、テキストファイルもありますのでご利用ください。 http://www.kyouikusoumu.tokushima-ec.ed.jp/iinshitu この広報誌について皆さまからの ご感想をお寄せください。 Eメール kyouikusoumuka@pref.tokushima.lg.jp