ふれあいひろば vol.44 平成25年2月号 NEW!キッズ&ジュニアわんぱくランキング スタート  徳島県教育委員会では、インターネット上のランキングシステムを活用することにより、徳島県の小・中学生の運動習慣の確立や体力の向上を図ることを目的として「キッズ&ジュニアわんぱくランキング」を実施してきました。そしてこの度、さらに子どもが運動に親しみ、楽しさを実感しながら体力向上に取り組むことができるよう、ランキング種目を増やして「NEWキッズ&ジュニアわんぱくランキング」を新しくスタートしました。 小学生から中学生まで参加できます! 友だちを誘いあって記録に挑戦してみましょう! 多くのみなさんが参加するのを待っています!! ランキング種目が増えたよ!! ★ランキング種目★ ●8の字ジャンプ ●みんなでジャンプ ●マラソンリレー(2種目) ●短なわとび(5種目) ●バスケットボールフリースロー ●ジグザグドリブル(2種目) ●ターゲットスロー ●折り返しリレー ●一輪車リレー ●みんなで馬跳び 徳島県の小・中学生のみんな! 楽しく運動し、いろんな記録に挑戦してみよう! 金メダルは君のものだ!! 家庭からでも参加の申し込みや 記録の登録が手軽にできます!! ◆登録手続きの流れ◆ ●参加の申し込み→●参加完了メールが届く→●記録の登録→●学校・管理者の承認→●ランキング結果公表 ※登録の仕方は、ホームページの「参加登録の仕方」をご覧ください。 さあ!「NEW!キッズ&ジュニアわんぱくランキング」にアクセス!! https://www3.tokushima-ec.ed.jp/kidswanpaku/index.html ファミリーチャレンジ 四国歩き遍路 ファミリーチャレンジ 「四国歩き遍路」ができました!! 「NEW!キッズ&ジュニアわんぱくランキング」の中に歩数計を活用した種目として、ファミリーチャレンジ「四国歩き遍路」をつくりました。「NEW!キッズ&ジュニアわんぱくランキング」のトップページからファミリーチャレンジ「四国歩き遍路」をクリックするとアクセスできます。  歩数計を活用して家族と一緒に参加できます。徳島県教育委員会としても徒歩通学を奨励しており、登下校にも利用できます。 ●ポイントを通過すると、みんなで楽しめるスポーツキャラクターのカードが出てきます。 ●一度登録すると、卒業まで再登録の必要はありません。 私たちのふるさと「四国」には、昔から伝わる宝物がたくさん! 楽しく歩きながら、体力アップ! 家族と一緒に四国一周を目指そう! 保護者のみなさんも生活習慣病の予防や体力向上のため、子どもたちと 一緒に気持ちのよい汗を流し家族で健康づくりに取り組んでみてください。 お問合わせ先 徳島県教育委員会 体育学校安全課(子どもの体力向上推進委員会) TEL 088-621-3167 読書の生活化プロジェクトⅢ -毎日10分以上、家で読書をしよう!- 実施期間 平成24年度~平成26年度 読書の生活化プロジェクトⅡ(平成20年~23年度)に引き続き、本年度から、読書の生活化プロジェクトⅢに取り組んでいます。 実施ポイントは次のとおりです。 学校・園での実施ポイント1 ▲毎月23日は「家庭読書の日」とします ◯その週を家庭読書推進週間に位置づけ ▲推進週間中に、家庭読書につながる取組を実施します ◯読み聞かせ、朝の一斉読書、ブックトークなどの取組 ▲学校図書館(学級文庫)の本を持ち帰りましょう ◯家に本のある環境づくり 優秀実践校、園を表彰 ※4月23日「子ども読書の日」 学校・園での実施ポイント2 ▲年間2回の調査・報告(10月、3月) 調査項目1 学校図書館の貸出冊数 ※学級文庫、公立図書館を含む 調査項目2 家庭での平均読書時間 ※新聞を含む 調査項目3 特色ある取組内容 家庭読書の習慣化 各園・各学校での特色ある読書推進活動の例を紹介します 《活動の分類》 1 家庭保護者の啓発 2 図書館の活用 3 地域との連携 4 学校(園)内行事   5 環境整備 園・校種 活動の分類 取組内容 幼稚園 1 2週間に1回、家庭へ絵本の貸し出しを行っている。また一人一人に絵本ノートを作って保護者が絵本の感想などを記入したり、教師もそれについて感想を書いている。 3 保護者による毎週金曜日に読み聞かせの時間を確保している。 5 市の図書館から毎月50冊の本・紙芝居などを持ってきてもらい活用している。 小学校 2 図書委員会による秋の読書祭りを計画し実施している。学期ごとに、学年で読書達成目標冊数を決め、達成した児童を図書委員会が表彰し、読書の啓発を行っている。 4 各学年の「おすすめの図書100冊」を選定し、多読者の表彰を行っている。 4 図書委員会が、読書集会で大型絵本の読み聞かせなどを行ったり、週1回、低学年の読み聞かせをし、読書の啓発を行っている。 中学校 2 全校生徒が夏休みに読んだ本とその紹介をB5用紙一枚にまとめ、それをまとめて模造紙に貼り、図書室に掲示している。 2 図書委員が毎月1回好きな本や感動した本などを全校集会を通じて紹介している。 4 毎月読書冊数調査を実施し、結果を職員室前の一覧表に記入するとともに掲示している。学期ごとに集計し、各学年で読書量の多い生徒を表彰している。 高等学校 2 毎年2年生の総合学習で課題研究を行っている。全員が学問分野ごとの研究班を組織し、自らが選択した学問的課題に挑む。その際、インターネットなど手軽に集められる資料だけに依存しないよう、新書等の書籍の活用を呼び掛けている。 3 地域に根ざした学校づくりを進めるために、地域のみなさんに図書館を開放している。資料の閲覧、図書の貸出をしている。 5 保護者に対し推薦図書のアンケートを実施し、それを基にブックリストを作成し、図書館に推薦図書のコーナーを設置している。 特別支援学校 2 徳島県立図書館の協力貸出制度を利用している。 4 毎月ライブラリーニュースを発行し、HPへの掲載を行い、新刊図書の案内等をしている。 4 年1回保護者や教職員、児童生徒による推薦本リストを作成している。 第1回調査集計(本年度4月~9月)の結果について 本年度上半期の結果です。学校図書館活動等を活性化し、子どもたちの家庭での読書につながる取組を更に充実させていきましょう。 1一人当たりの月間平均貸出冊数について 6 5 4 3 2 1 0 (冊) 幼稚園 3.0 小学校 5.1 中学校 0.6 高等学校 0.4 特別支援学校 0.5 県全体 2.7 2ふだん家で本を読まない児童・生徒の割合について 校種 割合 参考 小 学 校 9.9% 平成24年度全国学力・学習状況調査(24年4月実施) 〈小6〉全国 22.5%、 徳島県 22.4% 中 学 校 25.9% 平成24年度全国学力・学習状況調査(24年4月実施) 〈中3〉全国 36.8%、 徳島県 40.1% 高等学校 46.8% 平成23年度生徒の意識調査(徳島県)(23年7月実施) 〈高2〉52.7% 3学校・園で行っている取組について 学校・園の取組の実施割合(全ての校種) 100.0 80.0 60.0 40.0 20.0 0.0(%) ブックリスト作成 37.0 図書委員会による読書啓発 88.8 授業・保育による学校図書館(コーナー)の活用 93.2 家庭への読書啓発 63 児童生徒・保護者等による読み聞かせ等の読書活動 72.1 保護者・地域ボランティアによる学校図書館の環境整備 21.5 公立図書館との連携 52.8 “ありがとう” を伝えたい『私からの手紙』 “ありがとう”の気持ちや人権尊重の思いが伝わる短い手紙やメッセージ作品を募集しました。 幼稚園児から大人の方までたくさんのご応募をいただきありがとうございました。 応募総数5,064点 入賞者 知事賞…………………5作品 氏名(所属)※敬称略 作品の題名 湯浅聡一郎(鳴門教育大学附属幼稚園) いもうとがいてよかった 東 陽向(沖洲小学校) お星さまになったままへ 大溝敢己(北島北小学校) おじいちゃんとランドセルへ 中尾星哉(阿波中学校) お母さんの手帳 板東真里(徳島北高校) 小学6年生の花嫁修行 教育長賞………………5作品 氏名(所属)※敬称略 作品の題名 馬渕莉子(徳島文理大学附属幼稚園) パパみどりのカーテンありがとう 大舘陽華(三加茂中学校) 106歳のひいおばあちゃんへ 土井絢介(徳島北高校) my mother, 感謝しています!! 原田愛子(阿南支援学校) 川上さんへ 今井芳枝 ゆうちゃんへ 徳島新聞社賞…………3作品 氏名(所属)※敬称略 作品の題名 片山奈々(沖洲小学校) おじいちゃんの野菜 M.H(川島高校) 生まれてきてくれて ありがとう A.O 光 入選………21作品・佳作………19作品 入賞作品のうち、知事賞・教育長賞・徳島新聞社賞の作品は、徳島県教育委員会ホームページでご覧いただくことができます。 表彰式  平成24年11月25日(日)、県教育会館で開催された「ヒューマンフェスタとくしま2012」において、表彰式を行いました。 作品展示  徳島県教育委員会では、「“ありがとう”を伝えたい『私からの手紙』」作品パネルをはじめ、各種人権教育・啓発パネルの貸出を行っています。学校・地域等での展示及び学習資料としてご活用ください。 お問合せ先 徳島県教育委員会 人権教育課 TEL.088-621-3155 「とくしま特別支援学校技能検定」開催! 主催:すだちサポート会議、徳島県教育委員会  本県では、平成24年度から、特別支援学校の生徒の就労を支援するために、「とくしま・すだちサポート事業」を実施し、ビルメンテナンス、接客、介護、ICTの4つの分野について、特別支援学校版の技能検定を開発しています。今年度は、12月25日(火)にビルメンテナンス部門(テーブル拭き・自在ぼうき)、12月27日(木)には接客部門(喫茶サービス)について、技能検定を実施しました。  県内の特別支援学校からビルメンテナンス部門では51名、接客部門では14名の生徒が受検し、全員が1級から10級までの級に認定され、一人一人に認定証が授与されました。 ビルメンテナンス(テーブル拭き) ビルメンテナンス(自在ぼうき) 接客(喫茶サービス) 〈記念バッジ〉 〈製作協力〉徳島県立博物館 食育の推進 プロスポーツチーム推奨 「野菜たっぷりメニュー」のレシピ集を発行します!  県教育委員会では、現在「徳島ヴォルティス」「徳島インディゴソックス」にご協力いただき、家庭における子どもたちの野菜摂取量アップを図るため、地元プロスポーツチームが推奨する「野菜たっぷりメニュー」のレシピ集を作成しています。  チームごとに朝食、給食、夕食、おやつの4種類、計8種類からなるレシピ集は、学校を通じて各ご家庭に配付するとともに、県ホームページにも掲載する予定です。ご期待ください。 推奨メニューを発表する徳島ヴォルティス新田社長 推奨メニューを試作する徳島インディゴソックス坂口代表 学校給食アイデア料理コンテスト開催!  今回紹介するのは、高校生が発案した「徳島ならでは」の新鮮でおいしい食材を活用した学校給食の献立の中から、12月16日(日)に開催された学校給食アイデア料理コンテストの最優秀作品です。  阿波尾鶏の塩麹づけ炙り焼きはとても簡単です。塩麹はとても便利なので、家でもよく使います。フライパンで焦げ目をつけて、グリルで2度焼きするので、香ばしくとても美味しいです。  鳴門金時のはさみ揚げは、火が通りやすい厚さに切って、ホクホク感が出るよう仕上げ、照り焼きソースをかけます。 最優秀賞 阿波尾鶏の塩麹づけ炙り焼き 鳴門金時のはさみ揚げ 徳島県立城北高等学校 1年 新居 ほのか さん 1年 鉄岡 佳奈 さん 腕をふるう高校生  詳しいレシピは、他の入賞作品と一緒に「学校給食アイデア料理コンテストレシピ集」に掲載し、県内の各公立学校に配付するとともに県ホームページでも紹介します。 地域の絆ですすめる防災生涯学習キャンププロジェクト  南海トラフの巨大地震をはじめとした、あらゆる災害に備え、学校・家庭・地域の連携を図り、地域の絆のもと学校防災教育と地域防災をつなげる取組、そして、いつでも、どこでも、生涯にわたって防災について学ぶ、学べる防災生涯学習環境の充実が求められています。  こうした中、文部科学省の委託を受け、児童・生徒、子育て世代の保護者の各地域において想定される災害や被災時の対応等に対する理解や、学校等を避難所とした生活体験などの地域と連携した防災教育プログラムを内容とする防災キャンプを実施しました。  県内において災害想定を考える際に、地域によって災害そのものや災害による被災の状況が異なることから、山地型・臨海型・都市型に分け、山地型として三好市立西祖谷中学校、県立池田支援学校、臨海型として美波町立由岐小学校、県立阿南支援学校ひわさ分校、そして都市型として徳島市内中心部に位置する子育てひろば「子育てほっとスペースすきっぷ」(子育て世代の保護者が利用する)の5か所において防災キャンプを展開しました。  各防災キャンプでは、最初に、南海トラフ地震による津波発生や家屋内での家具倒壊などを想定した避難訓練を行い、その後、避難所となる体育館等に移動し、備蓄・支援物資の受け入れ、段ボールなどを使った間仕切りやパーソナルスペースの確保といった一連の避難シミュレーションを行いました。また、起震車や土石流3Dシアター等の体験や、地域の土砂災害対策施設である「排水トンネル」の見学等を行い、災害の脅威を体感するとともに、災害対策の理解を深めました。中学校・支援学校では、それらに加え、日本赤十字社指導員・消防署員の方から災害時の救急救護法について学びました。子育てひろばでは、「おもちゃを使った遊び」の講義とワークショップを通して、被災乳幼児・児童やその保護者の心のケアについて、防災キャンプ参加者で考えました。  炊き出し訓練は地域の婦人会、社会福祉施設、自主防災組織、社会福祉協議会の方々の協力を得、小中学生も炊き出しの補助を行いました。子育てひろばでは、保存食を活用した、食物アレルギー・アトピー性皮膚炎の子どもたちが食べられる非常食を考え、各種の非常食をつくりました。  夜間の避難所体験では、自主防災組織の方々と避難所となる体育館で寝泊まりを体験しました。夜間での発災に備え、西祖谷中学校・池田支援学校では夜間移動訓練も行いました。  平成25年1月19日に、とくぎんトモニプラザにおいて「防災キャンプ活動報告会」を開催し、5か所の防災キャンプ関係者によるパネルディスカッションを行いました。子どもたちが寝泊まりを含む様々な体験活動を通して、防災に対する心構えや防災の技術を身に付け、少し自信を付けた様子や、地域の方々との連携した取組によって地域の方々をよく知るきっかけとなったことなどが報告されました。また、地域と連携した防災キャンプの取組の中で見えてきた新たな課題、より多くの地域住民と同様の取組をする際の留意点など、次のステップに向けての課題も出されました。地域と連携した防災教育を推進する上で、こうした課題を見つけ、次のステップに進むことが大切であることを改めて認識しました。 排水トンネル見学「西祖谷中学校」 反省会活動「阿南支援学校ひわさ分校」 避難シミュレーション「子育てひろば」 婦人会による炊き出し「池田支援学校」 避難所体験「由岐小学校」 地域の絆ですすめる防災生涯学習キャンププロジェクト 〈県内5箇所で防災キャンプ実施〉 山地型 三好市立西祖谷中学校 徳島県立池田支援学校 都市型 子育てほっとスペース すきっぷ 臨海型 徳島県立阿南支援学校 ひわさ分校 美波町立由岐小学校 **********************************P4 世界遺産登録を目指して 四国遍路の国史跡指定 遍路道 位置図 ー…国史跡指定区間 勝浦町 鶴林寺 鶴林寺道 太龍寺道 阿南市 いわや道 太龍寺道 平等寺道(追加指定) 太龍寺 那賀川 太龍寺ロープウェイ いわや道(追加指定) 那賀町 国道195号 ●「四国遍路」を後世に  「四国遍路」は古来から受け継がれてきた巡礼道であり、巡礼の姿です。  徳島県では、「四国八十八箇所霊場と遍路道」の世界遺産登録を目指して、平成21年度より勝浦郡勝浦町の第20番札所鶴林寺から阿南市加茂町の第21番札所太龍寺をつなぐ遍路道、また札所寺院の文化財調査を実施し、国史跡指定に向けた取り組みを進めてきました。  鶴林寺と太龍寺をつなぐ遍路道は、古道の景観をよく残すとともに、遍路文化を色濃く伝える石造物が当時のまま残されているなど、巡礼の遺産として極めて貴重であると高い評価を受け、平成22年8月5日には「阿波遍路道 鶴林寺道 太龍寺道 いわや道」として約4.5㎞が国史跡に指定されました。また平成24年11月には、「いわや道」の延長部と第22番札所平等寺をつなぐ「平等寺道」の一部、2.75㎞の区間について国史跡として追加指定が答申されました。 ●太龍寺の魅力  国史跡指定に向けた取り組みでは、遍路道のほか札所寺院の史跡指定も視野に入れ文化財調査を実施しています。平成21年度に総合調査を実施した第21番札所太龍寺は、弘法大師(空海)が「虚空蔵求聞持法」(こ くう ぞう ぐ もん じ ほう)を体得するために修行をした場として『三教指帰』(さん ごう しい き)等にも記されているなど、真言宗にとっては古来よりきわめて重要な地とされてきた空間です。  以後、太龍寺は弘法大師信仰に基づいて発展してきた寺院として、中世から近世にかけては民衆への弘法大師信仰の普及により弘法大師にまつわる地を巡る「四国遍路」が誕生していく中で中心的な役割を果たしてきたと考えられています。つまり太龍寺は、四国八十八箇所札所の寺院のうち最も重要な位置を占めている寺院のひとつと言えます。  民衆による遍路の姿は、遍路道や札所寺院に残された石造物などによって知ることができます。太龍寺をつなぐ遍路道は「太龍寺道」「いわや道」のほか旧参詣道の「かも道」があり、道標や寺院までの距離を示した丁石のほか、行き倒れになった遍路の墓など遍路にまつわる数多くの石造物が残されています。また、太龍寺境内には江戸時代、遍路のために建てられた無料宿泊所の「通夜堂」(つ や どう)があり、遍路の世話をした「通夜堂守」(つ や どう もり)という役割の人を寺が抱えていたことなどから、遍路に対して手厚い待遇がされていたことが分かってきました。 ●太龍寺の建造物  太龍寺境内地には寺院を構成する多くの建物が配置されています。その中で、本堂・大師堂・御影堂(御廟)・護摩堂・多宝塔・六角経蔵・本坊・仁王門・鐘楼門は、それぞれ「国土の歴史的景観に寄与しているもの」という基準から平成24年12月14日に国の登録有形文化財(建造物)として答申されました。この中でも、嘉永5年(1852)に建てられた本堂は、外観をきらびやかに装飾する一方、内観は簡素に仕上げる幕末頃に京都で流行した様式を、ほぼ時間差なく見られることや、京都から職人を招いて建てられた伝聞などから、当時の太龍寺と都との結びつきが明らかになりました。また、大師堂と御影堂には、本来の大師堂を、弘法大師をお祀りする御影堂と拝観する大師堂の二つの建物に分けて建てた高野山奥の院の形式が取り入れられており、「西の高野」と呼ばれるように、その佇(たたず)まいは八十八箇所霊場の中での寺格の高さを醸しだしています。 いわや道と道標 太龍寺 本堂 太龍寺 大師堂 みんなで楽しめる行事一覧 開催月 開催期間 行事名称 申込 費用 定員 開催場所 備考 3月 2日(土) こども鑑賞クラブ 「人らしきものたち」の巻 - 近代美術館 保護者は要観覧料 2日(土) フィクションストーリー体験型アドベンチャーわんぱく冒険王 ~怪鳥ルーディーと魔法のタマゴ~ Part1 ◆ ☆ 70 牟岐少年自然の家 3/3まで 参加料 中学生以上5,500円,小学生まで4,500円 3日(日) 親子で楽しむ映画会 20 総合教育センター 上映映画「三びきのやぎのがらがらどん」「花さき山」「こぎつねのおくりもの」 3/17も実施:上映映画「リンカーン物語」「マザーテレサ」「いのりの手」 3日(日) アーティスト・トーク 大久保英治 ☆ ー 近代美術館 要観覧料 3日(日) 室内実習「アンモナイト標本をつくろう」 ◆ ☆ 20 博物館 材料費300円(大学生・一般) 9日(土) 土曜映画会「ライフ-いのちをつなぐ物語-」 112 二十一世紀館 9日(土) まなびの森講演会第12回「祖谷平家落人伝説 伝説の研究とその方向性」 ◆ 60 図書館 9日(土) フィクションストーリー体験型アドベンチャーわんぱく冒険王 ~怪鳥ルーディーと魔法のタマゴ~ Part2 ◆ ☆ 70 牟岐少年自然の家 3/10まで 参加料 中学生以上5,500円,小学生まで4,500円 10日(日) 第8回総合教育センターあせびまつり ◆ 総合教育センター わくわくキッズフェスティバル 生涯学習関連イベント ALTによる英語ミュージカル他(一部申し込み要) 10日(日) 高コレ-高校生のつくった展覧会トーク ☆ ー 近代美術館 要観覧料 10日(日) 古代政治のみち史跡巡り ◆ ☆ 50 埋蔵文化財総合センター 阿波国府周辺をバスとウォーキングで巡ります。費用2,000円 16日(土) あせび子ども邦楽教室 ◆ 30 総合教育センター 幼児~中学生対象 16日(土) フリースペース チャレンジとくしま芸術祭2013 受賞者発表会 - 近代美術館・二十一世紀館 3/17まで 17日(日) 室内実習「落ち葉の中の生きものたち」 ◆ 20 博物館及び野外 3/7締切(往復はがき) 20日(水・祝) ホールで観る!親子で楽しむ映画会 300 総合教育センター 上映映画「大決戦!超ウルトラ8兄弟」 20日(水・祝) 徳島のコレクションツアー(学芸員による解説) ー 近代美術館 祝日のため入場無料 24日(日) 歴史散歩「縄文の谷ハイキング(三加茂)」 ◆ 20 三好郡東みよし町 現地集合 3/14締切(往復はがき) 24日(日) 部門展示「身近な草木で紙づくり・簪と櫛」展示解説 ☆ ー 博物館 24日(日) 文書館の逸品展「新田名主栗本家の古文書」展示解説 20 文書館 赤ちゃんと楽しむおはなし会 毎月第2木曜/10:30~10:50 [図書館] おはなし会 毎月第2、4日曜/14:00~14:30 [図書館] まちの保健室 毎月第2、4土曜/13:00~16:00[図書館] おはなしと折り紙 毎月第2、4土曜/13:30~15:00[総合教育センター] お問い合せ先 ●県立埋蔵文化財総合センター TEL.088-672-4545 ●県立総合教育センター TEL.088-672-5400 ●県立図書館 TEL.088-668-3500 ●県立博物館 TEL.088-668-3636 ●県立鳥居龍蔵記念博物館 TEL.088-668-2544 ●県立近代美術館 TEL.088-668-1088 ●県立文書館 TEL.088-668-3700 ●県立二十一世紀館 TEL.088-668-1111 ●県立牟岐少年自然の家 TEL.0884-72-2811 ●小学生・中学生・高校生のみなさんは、博物館、鳥居龍蔵記念博物館及び近代美術館の観覧料が常設展・企画展とも土曜日、日曜日、祝日、春・夏・秋・冬休み期間中は無料です。祝日はどなたでも常設展が無料です。 公益通報制度 教職員の不正行為等を通報したい場合は、次の方法で御連絡ください。 通報者の秘密を含め個人情報は保護されます 〈封書〉〒770-8570 徳島市万代町1丁目1番地「徳島県教育委員会コンプライアンス推進室(公益通報)」宛 〈メール〉compliancesuishinshitsu@mt.tokushima-ec.ed.jp(徳島県教育委員会ホームページからも通報できます。) ※市町村立小・中・高等学校の教職員については、市町村教育委員会まで御連絡ください。 お知らせ 「教育通信ふれあいひろば」の内容が県教育委員会のホームページでご覧になれます。また、テキストファイルもありますのでご利用ください。   URL→http://www.kyouikusoumu.tokushima-ec.ed.jp/iinshitu この広報誌について皆さまからのご感想をお寄せください。 E-mail→kyouikusoumuka@pref.tokushima.lg.jp