1776年にイギリスの植民地から独立宣言をし、1783年に「アメリカ合衆国」として正式に独立したハワイ・アラスカ州を含む50州からなる連邦国家である。日本の25倍の国土に約3億人が生活している。戦後の日本がアメリカの教育制度を模倣したため、アメリカの学校制度と日本の学校制度には比較的似た部分が多く、日本人にも分かりやすい。ただし日本との大きな違いは、就学年齢・高校卒業資格などが州によって異なり、また各学区の権限が非常に大きく、学区によって始業日・終業日・休校日・年間授業時間、中学校や高等学校の進級学年の区切り、カリキュラムの内容、飛び級などの方針が異なる点である。毎年、高校を卒業した者の約60%の生徒が何らかの形で高等教育(大学または、同レベルのもの)に進む。大学進学には、一般的な場合、日本のような入学試験ではなく、それまでの学校における各科目の成績の評定平均と全米標準テスト(別名SAT:誰がどの大学で学問を修める学力があるかどうかを判定し、合否の基準にする目的で1901年に導入され、1年間に7回実施され、繰り返し受験することが可能である)の成績が参照されることが多い。
(外務省HP/Wikipedia参照)
(徳島大学留学生へのアンケートより)
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