東西に非常に長く、また世界最多の1万8000以上の島々からなる国である。また、世界第4位の人口を擁し、日本の5倍の国土に2億3千万人以上の人が住んでいる。首都はジャカルタで、イスラム教を85%以上の人が信仰している。インドネシアの教育体系は、教育文化省が管轄する一般の学校、スコラと、宗教省が管轄するイスラム系のマドラサの二本立てとなっている。スコラでもマドラサでも、一般科目と宗教科目を履修するが、力点の置き方が異なる。貧富の差の激しいこの国には学校に通えない子どもたちが多数いる。父親の仕事を手伝ったり,道で物売りをしたりしている子どもが多い。小学校の就学率は,90%以上であるが,中学校は約50%とかなり低くなる。一方,豊かな家庭の子どもたちの多くは,私立の学校へ通っている。多くは自家用車で通学して来る。一般の公立の学校に通う子どもたちは朝6時過ぎから歩いたり,バスを利用したりして登校して行く。公立の小中高校では,朝登校して昼帰る子どもたちと昼登校して夕方帰る子どもたちがいる。これは足りない校舎を有効に使うための方策である。
(外務省HP/Wikipedia参照)
(徳島大学留学生へのアンケートより)
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