那賀川橋りょう（JR牟岐線）

基本情報

昭和11年に架設された鉄道橋。モスグリーンに塗装された鋲止めのトラス構造が歴史を感じさせる。
橋には太平洋戦争末期に起きた痛ましい話が語り継がれている。それは昭和20年7月30日午後3時50分頃起きた。ちょうど南に進行中の列車に米軍戦闘機が機銃掃射を浴びせ乗客数十名が尊い命を落としたものだ。トラス部材には機銃掃射の傷跡が残っている。
昭和48年には、県道大林那賀川阿南線として自歩道橋が添加されている。