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阿波中央橋(あわちゅうおうばし)

基本情報

  • 橋長 821m
  • 完成年 昭和28年
  • 上部工形式 鋼トラス橋
  • 路線名 一般国道318号
一般国道318号の吉野川に架かる淡い灰色に塗られた橋。
形式は、ワーレントラス橋であるが、女性が髪に付けるくしの形をしていることから、特に「くし形ワーレントラス橋」といわれている。
橋の名前は、架設位置が、戦前に架設されていた「吉野川橋」と「穴吹橋」のちょうど中間であるため、「阿波中央橋」と名付けられた。
戦後復興の緒についた時期に架けられ、架設当時、戦後架けられた橋では日本一といわれた。
親柱には、腰掛けた男の子と女の子のモニュメントが載っている。
これは石の彫刻で世界的に有名な「イサム・ノグチ」の作品である。
橋脚のデザインも特徴的。
北岸側の橋のたもとには、念願の橋の完成を記録する「記念碑」が建てられている。
また、古くは「源太の渡し」があったことを示す石碑も建てられている。