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美濃田大橋(みのだおおはし)

基本情報

  • 橋長 184m
  • 完成年 昭和34年
  • 上部工形式 吊橋
  • 路線名 県道昼間辻線
古めかしい鉄筋コンクリートの塔柱の間に、赤いトラス構造とアイスグレーの側道橋が、吉野川の清流に影を映している。
吉野川に架かる吊橋の中で、自動車の通行できる唯一の橋である。
山間部のこの種の吊橋では、主ケーブルが昼夜の温度差により大きく変化する。
当初設計の塔頂幅が狭く、ローラー沓が載せられなかったため、ケーブルサドルを扇形にし、ピンで下の固定沓と連結したロッキングタワーに似た構造としている。
また、橋には塔頂から橋の中央に向け斜めに制振斜材を取り付け、振動を制御する配慮がなされている。