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吉野川橋が「選奨土木遺産」に認定されました

 公益社団法人土木学会が,歴史的土木構造物の保存に資することを目的に,平成12年から毎年認定している「選奨土木遺産」に吉野川橋が認定されました。

 今年度,「選奨土木遺産」に認定された施設は全国で24施設,四国では吉野川橋が唯一の認定となり,17連の曲弦鋼ワーレントラスによる美しい景観や,徳島県の発展の礎となり,竣工当時の貴重な姿を残している点が評価されたものです。

 吉野川橋は今年,昭和3年の完成から90年を迎える節目の年であり,今もなお徳島市内の幹線道路交通網の一翼を担っている徳島を代表する橋であることから,今回の「選奨土木遺産」の認定を受け,末永く県民の皆様に愛され,吉野川と織りなす美しい景観を未来に継承できるよう,引き続き維持管理に努めて参ります。

吉野川橋

吉野川橋

 ・橋長:1,071m

 ・完成年:昭和3年

 ・上部工形式単純曲弦鋼ワーレントラス橋 

「選奨土木遺産」とは

土木遺産の顕彰を通じて,歴史的土木構造物の保存に資することを目的として,平成12年に設立された土木学会による認定制度で,毎年認定を行っています。

土木学会選奨土木遺産ホームページはこちら

県内の選奨土木遺産(平成29年度まで)

 1.「大谷川砂防堰堤(脇町)」【平成12年度認定】

 2.「土釜橋(つるぎ町)」【平成19年度認定】

 3.「木頭出原谷の鉄砲堰(那賀郡)」【平成21年度認定】

 4.「旧桜谷発電所(那賀郡)」【平成25年度認定】

 5.「府能隧道(神山町・佐那河内村)」【平成29年度認定】