徳島発！「AI要約サービス」実証実験の「第2弾」開始について

●徳島発！「AI要約サービス」実証実験　実施中！
　 ※アクセスは徳島県HPトップ画面の専用バナーからです。

　この度，徳島県（知事：飯泉 嘉門）と株式会社メディアドゥ（本社：東京都千代田区，代表取締役社長兼CEO：藤田 恭嗣，以下「メディアドゥ」）は，両者が共同で実施している，徳島発！「AI要約サービス」実証実験において，新たに審議会等の会議録を対象とする「第2弾」の実証実験を開始しますので，次のとおりお知らせします。

1．実証実験の全体概要
　（1）実証実験期間
　　　・平成29年10月30日（月）～平成30年3月30日（金）

　（2）両者の主な役割
　　　○徳島県
　　　　・「定例記者会見」や「県審議会」などの県政に関する「実証フィールド」の提供
　　　　・徳島県HPやSNSなどによる「実証実験」の周知
　　　○メディアドゥ
　　　　・「AI要約」システムをはじめとする「システムソリューション」の提供
　　　　・「専用サイトの開発」及び徳島県HPと連携させるための「システム設計」

　（3）「第1弾」のサービス内容
　　　・知事定例記者会見の知事発表事項に対する「AI要約サービス」提供
　　　【概要】
　　　　①会見の「知事発表事項」の自動テキストデータ化による会見録（速報版）作成
　　　　②当日，午後2時を目途に「会見録(速報版)」に対する「AI要約サービス」提供 など

2．「第2弾」実証実験の内容
　（1）提供サービス名
　　　・県審議会等会議録「AI要約サービス」
　　　　　～徳島県HPに掲載している「県審議会等の会議録」に対する「AI要約」～

　（2）サービスの特長
　　　①県が公表している会議録（約2万字～約4万字）に対し，ユーザーが自由に要約率（10％～90％）を指定すると，即時に「要約サービス」を提供
　　　②要約率指定のスライドバーを従来の20%刻みから10%刻みに機能強化（第1弾共通）
　　　③「会議録全体」のほか，「議題ごと」の要約が選択可能
　　　④要約結果に加え，全体文から要約部分を浮き上がらせる「要約ハイライト」機能を新たに追加（第1弾共通）
　　　⑤県HP上の会議情報とのリンクを設定

　（3）「AI要約サービス」対象の審議会等（次の3会議）
　  　1）「地方創生・消費者行政」関連
　　　　①会議名：「徳島県食の安全安心審議会」
　　　　②実証対象：平成29年5月16日開催分（平成29年度 第1回会議）
　　　　　　　　　※「会議全体」及び「議題単位」に対し要約可能

　　  2）「人づくり革命」関連
　　　　①会議名：「徳島県総合教育会議」
　　　　②実証対象：平成29年7月20日開催分（平成29年度 第1回会議）
　　　　　　　　　※「会議全体」及び「意見交換」に対し要約可能

　　  3）「働き方改革」関連
　　　　①会議名：「新未来『創造』とくしま行革プラン推進委員会」
　　　　②実証対象：平成29年8月4日開催分（第6回会議）
　　　　　　　　　※「会議全体」及び「質疑応答」に対し要約可能

　（4）期待される効果
  　　1）情報発信強化
　　　　・会議録の機能強化
　　　　　　（従来）フルテキスト版のみ →（実験）AI要約版も加えて提供
　　　　　　　　　　　県民に対する「新たな行政サービス」の創造・展開
　　  2）ビッグデータ活用
     　　 ・AI要約技術の利用による，県が保有する「ビッグデータの有効活用」
　　　　　　（従来）要約サービスなし →（実験）要約サービスによる過去データの見える化・活用
　　　　　　　　　　　「ビッグデータの新たな活用策」の創造・展開

　（5）実施時期 2018年1月17日（水）から実証実験開始 ～3月30日（金）まで
　　　　　　　　　 ※1月16日（火）からテスト運用開始

3．実証実験の検証
　・「第1弾」及び「第2弾」を通じての実証実験サイトへの「アクセス状況」や，AI要約サービスに対する「ユーザーアンケート調査」結果等をとりまとめ，検証結果を3月中に公表予定

4．サイトURL
　・徳島県ＨＰ内専用サイト:「徳島発！『ＡＩ要約サービス』」
　　(URL：https://tokushima-ai.mediado.info)(スマートフォンも対応)